4日の阪神戦登板を地元メディアが特集、「マツザカがカムバックしつつある」
ソフトバンクの松坂大輔投手が4日の阪神とのオープン戦で9年ぶりに“日本復帰”を果たしたことが、米メディアでも取り上げられている。原稿にはファンからのコメントも多く寄せられており、米国で8シーズンを過ごした「Dice-K」への注目度は、いまだに高いようだ。
レッドソックスの本拠地ボストンのケーブル局「NESN」(電子版)は特集記事を掲載し「ダイスケ・マツザカがカムバックしつつある」と報じた。かつてレッドソックスに所属した右腕が、ソフトバンクの選手としてオープン戦で登板し、3イニングで57球を要しながら、4安打無失点、2奪三振、2四球という投球内容で、3-0での勝利に貢献したことを記している。
記事では、右腕が登板後に「緊張してフワフワした」と話していたことなども紹介。松坂がレッドソックスに2007?12年に所属し、初年度にはワールドシリーズ制覇に貢献したことや、その翌年に「彼のベストシーズン」で18勝3敗、防御率2.90の好成績を残したことを振り返っている。
また、ESPN(電子版)も松坂の“日本復帰戦”の記事を掲載しているが、そこにはファンから多くのコメントが寄せられている。その反応は様々だ。その一部を紹介したい。
「レッドソックスは彼独自の調整法に任せるべきだったかも」
「ここボストンでのDice-Kの最初の2シーズンはとても良かった。それ以降は失われてしまったから、レッドソックスは彼独自の調整法に任せるべきだったかもね。最盛期のDice-Kの球は常軌を逸した動きで、誰も、Dice-Kでさえも、球がどうなるか分からなかった。彼の幸福を祈るよ」
「私はヤンキースがシーズン中に彼に5年契約をオファーしても驚かないだろう」
「Dice-Kのお気に入りの局面:2アウト満塁フルカウント。たくさん見たよ。彼は緊張するシチュエーションに身を置くのが好きなんじゃないかな。それから彼は一球にめちゃくちゃ時間をかけていたね。合衆国を去るのには良いタイミングだよ」
「口を挟ませてもらおう。最初のスプリングトレーニングでDice-Kは154キロ以上の速球とジャイロボールを投げていて、手が出ない投手に見えたよ。スプリングトレーニングの序盤に彼がパイレーツ戦に登板した時に『まじかよこの男、(メジャーを)席巻するのか』と思ったのを覚えている」
「3回を57球か…Dice-Kだね」
球数がやや多くなりながらも、ピンチで本領を発揮した松坂の投球内容に、懐かしさを覚えたファンもいたようだ。9年ぶりに日本で再スタートを切った“怪物”は今季、完全復活を遂げられるだろうか。
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