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柏、球際に強さ=柔軟性発揮して突破-ACLサッカー

2015-04-22 22:09:24 | スポーツ

 柏、球際に強さ=柔軟性発揮して突破-ACLサッカー


  全北戦の前半、ヘディングで先制ゴールを決める柏のエドゥアルド(右)=22日、千葉・日立柏サッカー場

   雨でスーツをぬらした吉田監督が、ベンチで握手を交わす。柏が日本勢一番乗りで16強進出を決めた。「気持ちも技術も良いものを見せたい。そして必ず次に進む」。監督が掲げた目標を成し遂げた。
  強い雨の中、球際の強さが目を引いた。接触しても簡単に倒れない。いい流れで得た前半9分のCK。エドゥアルドが頭で合わせ、GKの頭上にふわり。これで先制すると、20分には武富が相手の包囲をものともせずに追加点。守備でも、相手シュートを鈴木が滑り込んで防いだ。
  アジアの舞台で柔軟な戦いぶりが光った。初戦の全北戦は敵地と割り切り、5バック気味に守って引き分けた。堅実に勝ち点を重ね、この日は一転して攻撃的な布陣。2点リードの前半39分には、前掛かりになった相手のスペースを突き、折り返しを武富が決めた。
  3度の出場全てで1次リーグを突破。1試合を残して決めたことで余裕を持って調整できる。「チームは着々と前に歩んでいる」と話していたのは吉田監督。後半の2失点は今後の課題となるが、勝ち点とともに自信も積み上げ、次の舞台に進む。



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