構造計算ソフト 2009年07月07日 | 設計てきすと 当事務所が使用している木造許容応力度構造計算ソフトの概要 ◆「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2008年版)」の対応について◆ 2008年12月に(財)日本住宅・木材技術センターから出版された 木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2008年版)」 の対応版として 「STRDESIGN V14」を販売いたしました。 ◆◆対応項目◆◆ V14.1A(2009年3月)の主な対応項目は、以下の通りです。 1 柱頭柱脚接合部の検定において、従来の標準計算法、詳細計算法(ラ ーメン置換モデル)に加えて、『N値計算法』に対応 2 壁配置の検定において、従来の偏心率に加えて、『四分割法』に対応 3 『屋根葺き材の検討』に対応 4 『転倒モーメントによる短期の接地圧の検定』に対応 5 地震力、風圧力を算出するときの各階重量を、『床高+1.35m』と 『床高+軒高の1/2』を選択できるように対応 6 地震力・風圧力に対する鉛直構面の検定 ◎偏心によるねじれを考慮した割増係数で、従来の偏心率に加えて 『Fe』と『四分割法』を用いた場合に対応 ◎風圧力のねじれ補正について考慮有無の選択に対応 7 柱頭柱脚接合部の検定において、金物工法で複合応力を検討する場合、 筋かいの摩擦力による低減係数(Cμ)の考慮に対応 8 横架材接合部の許容引張耐力の検定において、筋かい上端がとりつく 横架材接合部の引抜力計算法で、筋かいの摩擦力による低減係数(Cμ) を考慮に対応 9 柱軸力によるめりこみ検定で、短期検討を選択に対応 ◆「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2008年版)」の追加項目対応版◆ STRDESIGN V14.1E のリリースを開始致しました。 V14.1E(2009年6月)の主な対応は、以下の通りです。 10 令46条の必要壁量の計算における多雪地域の積雪割増の考慮 11 水平構面の剛性と許容せん断耐力の計算で、突出した階段の床倍率の対応 12 鉛直荷重における横架材の曲げおよびたわみの検定で、梁中間および 端部の欠損変更への対応 13 耐力壁が載る横架材の短期の曲げに対する検定における条件および 計算式の変更の対応 14 壁の剛性を求める際に筋かい・面材のせん断変形角と木ずり・土壁の せん断変形角を別に集計する対応 15 水平構面の検定が省略可能かのチェックシート出力の対応 ◆令46条に基づく壁量計算 1 令46条に基づく壁量算定 2 壁のバランス(『四分割法』NEW、または偏心率) 3 『N値計算』による柱頭柱脚接合部のチェックNEW 4 床面積計算式図 5 見付面積計算式図 このほかにも2008年版許容本の床倍率4.0倍の仕様にも対応している あと以下の認定金物工法にも対応している ◎HQ金物工法 ◎HS金物工法 ◎クレテック金物工法 ◎プレセッター金物工法 ◎J耐震開口フレーム(合板) ◎J耐震開口フレーム(筋違)