初体験

意味深なタイトルですが何のこたーございません。
こないだとうとう私は生で落語に触れる事が出来ました。
ばんざーい。


私の住んでるところは寄席なんて粋なものは無くて、落語はテレビやラジオで
見聞きするしかありません。
たまに噺家の方が近くの会場で独演会とかするんですけど、
中々チケット取れなかったり、日程都合付かなかったりで
噺家さんに生に触れる機会がありませんでした・・・・・・が
この度、ふとしたことから噺家さんに直に触れる機会がとうとう出来るってーんで
こいつぁ行かねばなんねぇなぁ八っあん・・・・ということで、いってめーりやした。


今回落語を聞かせてもらったのは柳家一門の柳家小満ん師匠です。
押しも押されぬ真打ちの方ですぜ旦那。
テレビとかは「芸が荒れる」ってーんで、中々出られない昔気質の噺家さんです。
一メートル手前のまん前陣取ってかぶり付きで観ちゃいました。わーい。


出し物は「だらだら」「景清」「猫の災難」の三本。
いづれも落語好きならどっかで聞いた事のある古典でげすな。
いやー、面白かったー。
さらっと世間話で始まって、その内にすっとお話の世界に入って
そして盛り上がりの場面ではテンポ良く畳み掛けて、観客引き込んで
仕上げはオチでストン！っと落とす。
感動でした。　うーんなんつーか本物の芸を見てしまった・・って感じでしょうか。
お酒を飲む描写、次第に酔ってく描写、その時々の話中の描写が
凄く解りやすくて引き込まれてく感じで・・・・。

うーん、やっぱりコレは演芸場へも行かなければ・・・・。
落語もっと聴いてみてーぜ、べらんめぃ。


やっぱり生だよね・・・・・と感じた一日でございました。