浮島ブルーイングのクラフトビール。(左から)ヴァインツェン、ゴールデンエール、ブラウンエール
クラフトビールを手作りのサーバーから注ぐ宮里幸多工場長=14日、那覇市牧志の事務所
マチグヮー発のクラフトビール誕生―。沖縄県那覇市牧志の公設市場近くにできたクラフトビールの醸造所「浮島ブルーイング」が近く出荷を始める。フルーティーな香りのヴァインツェンなど3種類に6月初旬からはゴールデンエールも加わる。現在は卸しのみだが、夏にも水上店舗内に工場直送のビールが飲める店舗を開業する予定だ。
手掛けるのは、まちづくりに関するコンサルティング会社アポロブルー(那覇市、由利充翠代表)。2017年、ビール事業を本格始動させた。神奈川県の醸造所で数カ月研修し、12月に醸造免許を取得。今年4月に操業を開始した。
素材の種類や発酵時間などで幾通りにも個性を引き出せるクラフトビールにひかれたという由利代表。「まち全体でニュース(新しいこと)を興したい。市場という食文化の中心でクラフトビールを通じていろんな“冒険”をしてほしい」と話した。 (田吹遥子)
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