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アメリカの沖縄県人会創立20周年記念祝賀会

2016-04-18 22:58:48 | ニュース


ノースカロライナ州フェイエットビル市内で2日開催された沖縄県人会創立20周年記念祝賀会に、沖縄から創作劇団レキオスの照屋真也さん(42)=演舞監修、玉里壮平さん(25)=団長、伊波史也さん(25)=副団長、比嘉翔也さん(22)、具志堅州さん(16)の5人が参加し、勇壮なエイサーの舞を披露し会を盛り上げた。

楽曲の調べに乗って若者のパワーがさく裂し、会場いっぱいに力強い太鼓の音が響いた。
獅子舞では、動静のダイナミックな動きに大きな拍手が起こり、観客をくぎ付けにする演舞を見せた。

バージニア州から来た観客の一人は「レキオスのエイサーを初めて見た。勇ましくて感動した」と話した。
照屋さんは「フェイエットビルの県人会に温かく迎えられ、演舞では日ごろの厳しい練習の成果が見せられ喜んでもらえてうれしい」と語った。

さらにゲスト出演者として祝賀会のたびにカリフォルニア州から駆け付ける宮城流能松会の宮城能松会主は「道輪口説」を披露し、優美な舞を見せた。

踊りだけではなく、演舞指導に着付けや髪結いなど裏方としても大忙しの宮城会主は「稽古場へは2時間余のドライブもあり疲れがあったが、踊り手が特訓についてきて晴れの日を迎えられた。滞在の9日間は楽しかった」と振り返った。

ノースカロライナ州で長きにわたり琉舞の指導をしている上村多美子琉舞研究所の多美子・バーカーさんは、琉舞指導だけではなく、全てのプログラム作成から来客の把握なども担い、メンバーからは「会にはなくてはならない縁の下の力持ち的存在」と尊敬されている。

バーカーさんは「県人会の役員や若い人達が頑張ってくれて祝賀会をやり遂げた」と語った。
/琉球新報(鈴木多美子通信員)

フェイエットビル沖縄県人会HPはこちら☆
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