CNNの取材班からの質問に答えるイトサンの大城忠社長(右)=25日、沖縄県糸満市
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米CNNテレビのウェブ番組「グレートビッグストーリー」の取材班が24、25の両日、沖縄の水産加工会社イトサン(糸満市)の大城忠社長を取材し、モズクの収穫現場やモズクへの思いを聞いた。沖縄県内在住者が同番組で取り上げられるのは初めて。モズクが他の地域では見られない珍しい産業のため注目された。早ければ5月にも、フェイスブックで公開される。
番組は世界中の埋もれている仕事や自然などにスポットを当て、その魅力などを伝える。番組のフェイスブックは400万件以上の「いいね!」が付き、世界中で視聴されている。
産業の技術継承については「父がいるから私が存在している。たくさんのことを学んだ。それを息子や次世代に伝えなくてはならない」と語った。
取材班から自然との関わりについて問われた大城さんは「自然に共感する感性がなくなってしまうと、自己中心的になってしまう。自然など当たり前にあるものに感謝できなくなることが、戦争の原因になると思う」と持論を述べ、自然に感謝することの大切さを伝えた。
24日はモズクの収穫の様子を水中撮影やドローンなどで撮影した。25日は大城さんがモズクを使った料理を紹介。祖父母から教わったゆし豆腐とモズクのスープやモズクサラダ、モズクハンバーグなどを紹介した。
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