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沖縄の旧米軍訓練場で絶滅危惧種のコウモリ発見 京大チーム、返還後の調査で成果

2018-04-23 22:52:52 | ニュース

捕獲した絶滅危惧種のヤンバルホオヒゲコウモリ=2月、沖縄県国頭村(京都大研究チーム提供)

 

米軍から平成28年12月に部分返還された沖縄本島の旧米軍北部訓練場で、絶滅危惧種のヤンバルホオヒゲコウモリを捕獲したと、京都大のビンセノ・クリスティアン助教(生態学)らのチームが23日、発表した。

返還後のフィールド調査の成果。「沖縄では絶滅したか不明だった。保護や生態系保全に重要な意味を持つ」としている。

ヤンバルホオヒゲコウモリは体重5グラムほどで、木の洞などに生息している。

平成8年に初めて発見され、その後、奄美大島などで見つかっているが、個体数は少ないと考えられている。

チームは今年2月20~27日、沖縄県国頭村(くにがみそん)の訓練場だった森林地帯で雄のコウモリ3匹を捕らえ、鳴き声も録音した。いずれもすぐに放したという。

一帯は貴重な野生動物の宝庫として知られ、環境省は周辺が世界自然遺産登録された後に、旧訓練場の土地を同遺産に編入する予定だ。

 

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