大阪で3月28日に開催されたダンス大会「スーパーキッズグランドスラム2021」の中学生部門で、北谷町のダンススタジオミルクのチーム「ライジングフィスト」が優勝した。同大会は国内最大規模のキッズダンスコンテスト「オールジャパンスーパーキッズ」などで優秀な成績を残したチームのみが招待される。全国の名だたるチームによるハイレベルな競技で頂点に立った生徒たちは喜びを爆発させた。
ライジングフィストは19年の「オールジャパン―」で県勢初の優勝を果たし、ことし1月に同大会への招待状が届いた。大会では、「二面性」をテーマに女性が持つしとやかさと激しさを表現した。
リーダーの塩川優空さん(13)は「高根の花のようなすてきな女性を演じることを目標に頑張った。本番は会場を自分たちの色に染めることができた」と話した。
中学生部門には約30チームが招待された。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、結果は大会当日にサイトで発表された。スタジオミルクの仲村こづえ校長(41)は「生徒たちが悔いなく踊り、結果につながったことがうれしい」と語った。