
2009/12/27撮影 これは、キッチンペーパー播種を試しているところ。
だけど、1/28現在ではヤブラン(大きな株)は2粒が、ノシランは2粒全てがカビにより全滅。
(ノシランは少し遠いところの植栽に植えられていたもの。花茎をのばしていたのが多数あったが、全てと言っていいほど枯れていた。おそらくあの群落は同一個体のクローンなのだろう。ノシランも自家不和合性みたいな性質があって結実せずに枯れていたのだと思う。その中で奇跡的に2粒結実していたのがあったのでそれを採ってきたわけだ。結局全滅したけどなぁ。実はノシランを1株購入した後に見つけた群落なのだけど、花粉を入手するのには好都合だと思う。それに、購入したうちのノシランがあの群落と遺伝的に違うのなら、花粉を交換しあえば種子を実らせられるはずだ。ものは試し、初夏にやってみよう。)
上記のヤブラン3粒は、このままでは全滅しそうな気がしたので、1/30に赤玉土+腐葉土を入れたプチグラスに埋めた。1/26に同じ株から新たに採取したヤブラン4粒と一緒に入れてある。合計7粒。
2009/12/12に播種したヤブラン10粒は発芽してきている。それぞれ違うビニールポットを撮影。


両方1/29撮影
10粒全てを土に隠れるほど埋めたはずなのだが、種子が持ち上がって姿を現している。写真のは最も持ち上がっているもので、その他はうっすらと姿を現している程度。おそらく10粒全てが発根している。
最近になって、子葉らしきものが分化してきた。うっすらと緑色を帯びている。
絵を描いてみた。

種子を横から見た図。右側の円が、花茎から養分を供給していた後だと思われる。
40日ほどで左側の点付近から根が伸びてきた。そして現在に至る。
子葉はどうやら、根の一部から発芽してくるようだ。
とりあえず、キッチンペーパー播種ではうまくいかないらしい。乾燥しすぎるせいだと思う。
(マリーゴールドの時は問題無かった。ジャノヒゲやヤブランの種子は乾燥に特に弱いせいなのかもしれない。貯蔵も低温湿潤が最も適するという情報がある。)
プチグラスのほうはうまくいけば1か月後に動きがあるだろう。
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