じぶんの足でたつ、それが教養なんだ

「われこそは」と力まないで、じぶんの歩調でのんびりゆったり歩くのがちょうどいい。

椅子ではなく、人にこそ

2007-03-03 | 随想(essay)
 もう一度、小砂丘忠義に戻ります。彼は教師になった当初から教育雑誌を作ります。その面では大きな才能をもっていたといえる。「極北」もその一つです。そこに彼は「校長論」を展開します。大正10年頃のことでした。その要点は以下のとおりです。  「所詮は校長その人に眼ざめて貰いたいのだ。そして今少し教育精神を根強いところから樹立してかかってほしい。師範学校を卒業する迄にお習いした人の道なるものは私にとっては . . . 本文を読む