衆議院 公認予定候補者 大谷 啓 OKブログ

「国家・国民のため、戦う政治家であり続けたい!」

右傾化を阻止すべし

2012年12月01日 | Weblog
自民党の安倍総裁は、憲法改正、そして自衛隊を「国防軍」に衣替えすることを公約としています。
何故、今「国防軍」と叫ばなければならないのか?
私には理解ができません。
確かに、これからの日本の国家防衛をどうするのかは、非常に重要な問題であり、今までの曖昧な政府の対応を何とかしなければならないという危機感は分かります。
しかし、これらは国民的な議論を踏まえて、慎重に議論すべき問題であり、特に憲法改正にも関わる問題は、国民的合意を形成するというプロセスが必要だと思うのです。
私は憲法を改正すべきとは
そして、今の日本の現状を考えれば、それ以上の優先課題があるはず。
日本の経済をどう立て直すのか?
格差をどうなくしていくことができるのか?
国際競争力をどう取り戻すのか?
原発なきエネルギーをどうするのか?
崩壊寸前の社会保障制度をどう立て直すのか?
少子高齢化をどうやって食い止めるのか?
・・・
言い出したら切りがありません。
国防軍と叫び、ナショナリズムを高揚させれば、元気な日本人を取り戻し、こうした諸課題を全て解決できるとでも言うのでしょうか?
それは絶対に間違いです。
偏ったナショナリズムの高揚で、不幸な戦争に突入した大戦前の歴史を忘れてはなりません。
今のような不安定な社会情勢、経済情勢では、トップが煽れば、簡単に偏ったナショナリズムが高揚しかねない。
そうなれば、戦争にまで突入してしまう危険をはらんでいます。
まさかそんなことは、、、と思うかもしれませんが、今国防軍を叫ぶ自民党を見ていると、またナショナリズムを煽り続ける日本維新の会の石原代表の姿を見ていると、この選挙の結果いかんでは、間違った方向に突き進んでしまうのではないかと、大変危惧しています。
何としても、そんな事態になることは避けなければならない。
私の約束は、脱消費税増税、脱原発、脱中央官僚支配(地域主権)、脱新自由主義(TPP交渉参加反対)の4点ですが、これからの訴えには、戦争へのリスク回避も加えなければならないかとも思っています。


最新の画像もっと見る