衆議院 公認予定候補者 大谷 啓 OKブログ

「国家・国民のため、戦う政治家であり続けたい!」

民主・自民が党首討論???

2012年11月24日 | Weblog
野田総理が、自民党の安倍総裁に、総選挙が始まる前に、公開で党首討論をやろうと持ちかけているようです。
安倍総裁も、受け入れる気満々だとか。
選挙本番は、12月4日からですから、それまでなら何をやってもよいということなのでしょうが、提案する側にも、受け入れる側にも大いに問題のある話だと思います。
確かに、民主党は与党、自民党は野党第一党ですが、両党の支持率は、足しても20%台そこそこ。
二大政党制とは言葉だけで、今や10以上の政党が乱立する状況なのです。
二大政党だけでは国民の期待の受け皿と成らず、第3極と呼ばれてる政党に注目が集まっている。
そんな政治状況下で、選挙が近づいている今、二つの政党が、党首討論をしたところで、何の意味があるのでしょうか。
民主党も自民党も、あまりに国民を馬鹿にしているのだと思います。
もしかしたら、共に重要な争点を隠そうとしているのではないか。
そのように勘ぐってしまいます。

思い返せば、民主党と自民党は、消費税増税では国会で談合。
国民の最大の関心事である、消費税増税は、共に推進派なのです。
そして、原発問題も、共に実態は、現状維持もしくは推進派。
地方分権・地域主権も口先だけで、結局は中央官僚に押されて骨抜きにされてしまっています。
要は、国民が注目していることについては、方向性は全く同じ。
こんな両党が党首討論をしても、国民の関心が高くない分野で、お互いの主張を言い合うだけ。
これだけ大事な選挙において、全く意味のない討論になってしまうと思います。

これから選挙に向けて大事なことは、国民が本当に関心を持っていることについて、各党の考えを明らかにしていくこと!
消費税増税をどうするのか?
原発はどうするのか?
地域主権改革はどう考えるのか?
TPP交渉参加の賛否は?
日本の景気対策/経済再生をどう考えるか?
・・・
優先課題はたくさんあります。
そういう関心事にしっかり各党が党の考え方をお示しし、国民の信を問う。
そういう選挙にしたいものです。


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