若手政治勉強会

地元の若手後援会「Young OK会」の主催で、若者向けに第一回の政治勉強会を開催致しました。
集まったのは約30名。
建築関係から、整体師、保険業、飲食店経営、経営コンサル、アパレル、理容師など、職種は様々です。
最初なので、どのような話をしようか迷ったのですが、基本的なことから説明した方がよいだろうと、「政治とは何か？」「民主主義とは？」といった話から、今の日本のシステム・構造にいかに問題があるのか、既得権益がどのようなものなのかについてまで、今の日本のウミの本質的な部分を解説。
小沢先生の話なども交えながら、誰一人として寝ることもなく、時間はあっという間に過ぎてしまいました。
普段、政治にはあまり関心がない人でも、日本にいかに多くの問題が潜んでいるのかを気づき、こりゃ何とかせんといかんという危機感を持ってもらえたようです。
質疑応答の時間には、議員の給料の話から、TPPや尖閣諸島問題などの時事問題まで、幅広い質問が出され、終了後の懇親会も含め、大変有意義な勉強会になったと思っております。

今の若い人たちは、景気のよい時代をほとんど知りません。
所得倍増なんて、夢のまた夢。
我慢するしかないなー、何をやっても仕方ないなーという空気が蔓延してしまっています。
頑張ろういうより、何とか楽しく過ごせりゃいいやっていう雰囲気なのです。
しかし、人口減少という時代に、次代を背負う若者がこんな状況では、日本に活力が生まれるはずがありません。
これはまさに政治の責任です。
そして、このような政治を作ってしまったのは、私たち政治家はもとより、日本国民全体の責任なのです。
日本は国民主権の民主主義国家。
そして、国民が唯一その権力を行使できる機会が選挙であります。
近いうちと言われる次の総選挙は、日本の未来の明暗を左右する大事な戦いになるのですから、次代を担う若者に、しっかりと日本の問題を理解してもらい、それを解決する気概とビジョンを持った候補者に投票してもらうようにしなければなりません。
時間は限られていますが、そのためにも、今回の勉強会のようなものを定期的に続けていきたいと思っています。