カラチの18歳の青年がパキスタン治安部隊に撃たれた変な話。

2011-06-11 | わし日記
パキスタン治安部隊が青年射殺、非難高まる

>パキスタンの治安部隊が丸腰の18歳の青年を射殺した映像がテレビなどで報じられ、
「行き過ぎた行為」として治安当局への非難が高まっている。

 AP通信によると、
カラチで8日、青年が銃らしきものを持っていたところを私服警官に取り押さえられ、治安部隊に引き渡された。
青年は「あれはおもちゃの銃だ。撃たないでくれ」と叫びながら、治安部隊員のライフルに近づき、
その後、足と腕を撃たれ、病院に運ばれたが、出血多量で死亡した。

 この様子の映像はテレビやインターネット上で繰り返し流され、
青年の葬儀には数百人が参列、その後、抗議デモが行われた。

 パキスタンでは、国際テロ組織「アルカイダ」のウサマ・ビンラディン容疑者殺害の後、
政府や軍への国民感情が悪化していて、AP通信は「軍にとって新たな火種」などと報じている。
治安部隊幹部は隊員ら2人を拘束し、調査を始めている。

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↑:これ、どうもおかしい。

おもちゃの銃を何故持ってたのか?
おもちゃの銃ならば、見て直ぐ判るだろう??
最初に捕まえた治安部隊は、その奪った“おもちゃ”を手にして真剣になってたじゃないか?

それからあの青年のとった行動もイカンわな。
銃を構えている兵士に向かって行って、ライフルを触ろうとしている。
あれは自殺行為だ。撃たれても文句は言えまい・・・。

一方の発砲した兵士だが、彼は失敗しとるね。
殺意は無かったんだろうけれど、撃ち方を誤まっとる。
まさか死ぬとは思わんかっただろう。
普通はもっと下を狙うんだ。
(でも、まぁ威嚇発砲もせずに中ててる処を見ると、殺意があったのかも知れぬが)


それから、この映像を流した人間は誰かいな???
もちろん反治安部隊なんだろうけれど、よう解らん事件やな。

結局、この青年は「危ない人物」やったんじゃろなぁ・・。
それを治安部隊が射殺し、闇から闇に消える事件のハズが、全世界に知れ渡った。
青年には可哀想だが、彼の地で拳銃を所持する事は、命を賭ける行為だから
当然、こうなっても仕方が無い。


ま、ワシが言いたいのは、この類の映像を見せられて
不十分な説明を鵜呑みにすると間違った方向へ流されてしまうので、
感情に流されずに、良~~く考えて判断する事が大事なんだ。・・・って事。

『付和雷同』を戒める。