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「【シネクラブ】イタリア映画の今がわかる 「七つの慈しみ」「シュン・リーと詩人」ほか」:イザ!

2012-04-30 04:49:10 | 日記

日本初公開となる2010、11年の話題作や新作を一挙紹介する「イタリア映画祭2012」が東京と大阪で開催される。
上映作品は5月4日に発表されるイタリアのアカデミー賞「ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞」のノミネート作品とも概ね重なっており、映画祭はイタリア映画の今を知る貴重な機会となりそうだ。
12回目を迎えた今年は初監督作品が6作と目立ち、イタリア映画の解説で知られる岡本太郎氏は「今後のイタリア映画の方向性を占う上でも興味深い」と語る。
■不法移民の苦悩描く
注目作は、33歳の双子の監督で、ジャンルカ、マッシミリアーノのデ・セリオ兄弟の「七つの慈しみ」(11年)。
これまで短編やドキュメンタリー映画で高い評価を得てきた2人の長編第1作だ。
現代のトリノに生きる不法移民の苦悩がテーマで、イタリアで胸を張って生活する上で何としてもほしい身分証明書を得ようと、赤ん坊の誘拐に走る若者の姿が透徹した視線で描かれている。
せりふはできる限り削ぎ落とされており、両監督は見る者に対し、登場人物の視線や何気ない動作から各々が感じ取った自由な人間考察を求めている。
■美しい映像とともに
昨年のべネチア国際映画祭(べニス・デイズ部門出品)で絶賛された「シュン・リーと詩人」(11年)は、ドキュメンタリー作家、アンドレア・セグレ(35)の初監督作品で、「完成度の高さが頭一つ抜けている」(岡本さん)。


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