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「“世界のゆがみ”と“人間の良心”浮き彫りに 映画「海と大陸」」:イザ!

2013-04-13 18:49:22 | 日記

イタリアとフランスの合作映画「海と大陸」は、地中海の小さな島に生きる家族が、アフリカ難民の母子とかかわることを通じて、世界のゆがみと人間の良心が浮き彫りにされる作品だ。
ローマ生まれのエマヌエーレ・クリアレーゼ監督(47)は前作「新世界」(2006年)でベネチア国際映画祭銀獅子賞を受賞し、今作では11年の同審査員特別賞を獲得している。
クリアレーゼ監督はニューヨーク大学を卒業後に学生ビザが切れ「突然権利を剥奪され、恐怖を感じた」。
それが本作誕生のきっかけとなったという。
さらに「世界を移動する行為は人間の本質の一部だから、興味を持った」と本作の創作動機を話す。
南イタリアのリノーサ島は、夏は観光客があふれるが、漁業は衰退。
父を亡くした20歳のフィリッポ(フィリッポ・プチッロ)は、漁師を続ける祖父、観光業に転じた叔父、本土で新生活を始めたがる母(ドナテッラ・フィノッキアーロ)との間で戸惑う。
そこへある日、エチオピアからサラ(ティムニット・T)と息子が漂着。
2人はイタリア本土にいる夫に会おうと渡ってきた難民だった。
フィリッポの祖父は母子を救う。
「古くからイタリアの漁師たちには海のおきてがあり、おぼれる者がいれば、男女や肌の色にかかわりなく救うものだという考えが身についている」。
だが、この行為が罪になる現実もリアルに描かれる。


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