「米ツアー・デビュー戦で手応えつかんだ有村智恵」：イザ！

【スポーツ・ウオッチ】
今季、日本選手５人が参戦する米女子ゴルフツアー。
その中で３月３日に終了したツアー３戦目のＨＳＢＣチャンピオンズ（シンガポール・セントーサＧＣ＝パー７２）で最も遅く初戦を迎えたのが、今季から米ツアーを主戦場にする有村智恵だった。
参戦した日本３選手のうちで最も最高位の通算２アンダーの２４位で終え、デビュー戦である程度の手応えを得るとともに、「質をしっかり上げたい。
上に行きたい気持ちが大きくなった」とチャレンジ精神をたぎらせた。
■初日はゴルフの女神のプレゼント
昨年１１～１２月に行われた最終予選会で、いち早く米ツアーに本格デビューした上原彩子とともに出場権を獲得した有村。
「ゴルフがうまくなりたい。
米国にはそのための環境が整っていることが一番の理由です」。
出場権を手にした際、有村はこう米ツアーへの思いを語っていた。
その自らの期待へ向けて第一歩を踏み出した初日。
２番（パー３）で８メートルのバーディーパットを沈めて好スタートを切ると、４番で５メートル、７番（ともにパー５）で２メートルのパットを決めて前半をボギーなしの３バーディーで折り返した。
リーダーボードに名前も現れた。
後半は２バーディー、２ボギーのパープレーに収めると、この日は３アンダーの１１位と「すごく良いスタートが切れた」と喜んだ。


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