悠久のBOHEMIAN

旅、花、空・・眼についた四季折々の自然の光景などを写真で綴りたいと思います!

日本の航空産業の戦後史、その幕開け・・・・・!

2014-04-23 12:09:27 | 魅力の科学

先日、一寸筆者の興味をそそる様な展示会があったので、取るものも取り敢えず愛機を片手にそそくさと出かけてきた。入った先の会場では公開最終日とあって結構な人出で賑わっていた。 中には親子連れから若いカップル、老若男女の見物客が物珍しげに展示品を見ていたのだが、筆者の様な飛行機好きのお宅ばかりでもあるまいと感じたのだが・・・・!!何れにしても日本の戦後の航空史の一頁を開いた貴重な復元機の展示会であった。 この2機の機体が実際に飛べる状態であればもっと素晴らしかったのだが、戦後70年近く過ぎた現在まで保存されていた機体を此処まで復元した技術は素晴らしいものだと感銘を受けたものだった。日本の航空技術の高さを誇らしく思える今回のイベントでした。    

              

    戦後日本はGHQにより航空機製造は固く禁じられていたのだが、解禁と同時に

    この様な小型の軽飛行機から製造を開始して現在の日本の航空産業が賑わっている

   現状を垣間見るにつけ、日本人の持つ感性の素晴らしさを感じるのであります。

   

      これが本物の主翼を復元したもので、機体の主翼は其のレプリカなんですよ。 

       

         そして機首のエンジン部分ですが、種々の機器類は残念ながら

         劣化がだいぶ進んでいました。  

       

     コックピット内の計器類も簡素なもんですね、現在の航空機の操縦席内部とは格段の

     違いでしょうが、たったこれだけの計器で大空を飛べたんですねー・・・、素晴らしい!!  

     

  

    此方の機体はもっと小型の実に可愛らしいおもちゃの様な軽飛行機ですねー   

    

      コックピット内は横2列の複座操縦席となっています、操縦桿も動きましたよ。  

      

   横から見た感じのこの機体、どうです 本当に可愛いらしいちっちゃな飛行機ですよね!    

   

   上の機体と見比べてみて下さい、此方の機体は前後の複座操縦席となっていました。

   主翼を支える支柱も細く感じられてこれで飛行が大丈夫なのかと些か驚きでした。