11月24日に浜松市教育会館で開催された、浜松市青少年育成指導員会議研修会に出席しました。
会議では青少年育成指導員の上半期の補導活動報告と下半期の補導計画の作成の他、講演会が開催されました。
現在、浜松市では各中学校区健全育成会や高校などから派遣された、合計222名の育成指導員が活動しています。週に3回実施される浜松駅周辺補導のほか、各地区において補導活動を行っています。今年の上半期において、小学生に対してはゲームセンター店内での声掛け(例:お金を使いすぎないように)が多かったそうです。
また、静岡県教育委員会社会教育課の講師による講演がありました。演題は「浜松市の青少年の現状とネット利用の危険性と対策について」です。
内閣府の調査によると、ネット利用は低年齢化しており、小学生でも65%の児童がネットを利用し、30%の児童がスマホを利用しているそうです。諸外国ではスマホに対する認識を「新しい種類のパソコン」としており、依然として「携帯電話」という認識を持つ人が多い日本は意識を改める必要があるようです。
ネット利用について家庭内でルールを決める必要がありますが、これは押し付けのルールではなく、自ら納得して律するようなルールづくりが重要となります。
その際、参考にしてほしいのが「いえやすくんのまち はままつネットルール」だそうです。
・「い」まも未来も考えて! (一度投稿した者は削除できません)
・「え」らぼう!デマに注意 (ネット上はデマ・ウソもいっぱい)
・「や」らまいか ルール作り
・「す」ぐに相談!
・「くん(ぐん)」と安心 フィルタリング
・「の」ー!(No!)自画撮り」
・「ま」なー(マナー)でクール! (ながらスマホはダメ、大人が手本をみせましょう)
・「ち」ょうどいい利用時間を考えて!
育成指導員の二年間の任期も、のこりあと半年。寒い季節での補導活動となりますが、無理のない範囲で協力しようと思います。
PTA副会長 藤原