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日本の農地を作りかえた人・上野英三郎(ハチ公の主人)

2012年02月11日 | 畳(たたみ)以外
渋谷駅前の銅像でおなじみの忠犬ハチ公ですが、この秋田犬(あきたいぬ)の飼い主である
上野英三郎 (うえの ひでさぶろう 東大名簿には うえのひでさむろう) 博士のことは以外に
知られていません。

上野博士は明治4年 三重県津市久居に生まれ、地元の高等小学校 津中学校(現 津高校)
卒業後、東京帝国大学 農科大学農学科に入学。大学院を経て東大農学科勤務、明治44年
東大初の農業工学教授に就任しました。

その後は農業土木を研究・実践する一方で、技術者の育成にも尽力。

農業土木の発展に多大な功績を残し 「日本の農地を作り変えた人」 として知られています。
(毎年 農業土木の発展に尽くした人に「上野賞」が贈られます)

現在、お孫さん(元三重県議の上野一人さん)が久居在住。

なお上野博士の墓は、久居元町の法専寺と東京・青山墓地の2ヶ所にあり、青山墓地では
上野博士の隣にハチ公も葬られています。

忠犬ハチ公の墓についてはこちら→日芸マスコミ研究会 「青山霊園へ墓マイラー」

浄土真宗本願寺派 知足山法専寺






津市久居小戸木町の小戸木神社には上野博士の偉業を称える記念碑があります。






近鉄久居駅東口・緑の風公園に、上野博士とハチが並ぶ銅像が建てられる予定です。






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