~先天性心疾患(単心室症,無脾症etc.)×凸凹発達障害~らんまりのラクガキ。。。

minority界隈でぶっ放す勿怪の幸い
旺ちゃんの笑顔は闇夜の提灯σ
無明長夜の浮き世を照らせ✽

時。

2013-01-10 | 旺ちゃん(^з^)-☆

春に旺ちゃんが産まれて

夏と秋に手術をして冬を過ごす。


昨日からまた尿量が少なく今日笑顔が遠のく。

綱渡りの毎日。

薬の調整中だがちょっとしたことでバランスを崩す。



2回目の手術前にDrより

「手術を受けなければ命はない。

しかし手術を受けるのもかなりのリスクがある。

手術室で命を落とすことも…

決断してください。」



何度『覚悟』を決めたことか。

でも『覚悟』なんて決めたって本当に『覚悟』を決めることなんか

できるわけがない。


明日を夢見ることは忘れてはいない。

ただ今はその日暮らしで構わない。

今日が無事に終わればそれでいい。


「朝こどもが目覚める度にホッと胸をなでおろす。」

なんて聞くが私は違う。

朝目覚めてからは戦いだ。



現実逃避なら何度もした。

でも逃げることはできない。

できないんじゃない、しない。

目の前に温かい旺ちゃんがいるから。

今目の前で頑張っている旺ちゃんがいるから。


それでも泣いている我が子を見ると

この子の心臓が壊れちゃうんじゃないかと怖くて

自分も壊れそうになる。

諦めに近い感情を抱いたことさえ。


誰か助けて。

逃げたい。


でも怖さからは逃げられない。

6カ月間付き添いをして導き出したこと。


怖さとまともにぶつかるな、かわせ。


怖さのかわし方を学ぶ。

これは逃げとは少し違う。

現実を見据えながら自分の心を守る手段。

前を向くための手段。

でも時にちょっとおかしくならないと

この場にいられないと思うこともある。


精神力が試される。



イギリスの思想家 トマス・モアの言葉

『天が癒すことのできぬ悲しみは地上になし』



冬が終われば春が来る。

きっと来る。


全ては笑顔のために。


時。


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