~先天性心疾患(単心室症,無脾症etc.)×凸凹発達障害~らんまりのラクガキ。。。

minority界隈でぶっ放す勿怪の幸い
旺ちゃんの笑顔は闇夜の提灯σ
無明長夜の浮き世を照らせ✽

黒い絵の具

2016-03-07 | 旺ちゃん(^з^)-☆

らんまりのラクガキ。。。

初めて遊びに来てくれた方は
コチラ☆click☆ 

 

単心室症

手術歴・治療経過についての

詳しい内容は

コチラママンのラクガキ。。。


 



ブログをしていて

文章の表現によっては

自分の伝えたい事ではないことが

読者に伝わっていることはある。

 

ブログは自由な空間。

ブログ主が自分の書きたいように

書けばいい。

 

“自分の気持ちを文字に起こす。”

 

この作業をする中で

書き手と読者との『ズレ』は

避けては通れない事柄なのかもしれない。

 

同時に文章に個性が生まれるので

読み手の感性、好みなどにより

同じ文章でも受け取り方が違ってくることも

気持ちを文字に起こす醍醐味

なのかもしれない。

 

 

まさにこれこそ

私の好みの問題なのかもしれないが

ブログに限ったことではないけれど

パブロフの犬の記事で触れたことだが

時々ブログを読んでいて

読み終わった後

なんていうのか…

後味が悪いというか

モワァ~っとする空気が漂うというか…

そういうブログに漂流することがある。

 

そうするとなんていうのかな。

 

不意に黒い絵の具がパレットに落ちて

色が混ざっちゃった時みたいな

心境になるというか…

 

 

私のブログは先天性心疾患カテゴリーや

障害児育児カテゴリーに所属させている。

 

そのカテゴリー内のブログでは

病気が病気なだけに

つらい内容の記事も少なくないのかもしれない。

 

私の言う後味の悪いブログというのは

決してつらい内容のものだとかではなくて

具体的にどういうものなのかなと

あらためて考えたときに

笑顔の写真が掲載されていないとか

そういうことではなくて

『笑顔が見えないブログを読んだ時』

なのかなと思った。

書いている人の笑顔が感じれないブログ

なのかなって思った。

 

楽しい内容の記事とかじゃなくて

たとえ悲しい内容であったとしても

その人が誰かを思い浮かべて

相手もその人も笑顔になっている情景が

受け取れるようなブログを

私がただ好むだけなのかもしれないけれど。

 

記事の向こう側に笑顔を感じれるブログが

どうも私は好きらしい。

 


 

物事の受け取り方って人それぞれ。

世界の見え方だってそれぞれ。

 

私は旺ちゃんに出逢って

世界の見え方はガラッと変わった。

ただ『子どもをもったから』なのかもしれない。

だけど旺ちゃんが病気だったからこそ

相反しているようだが

世界の色が鮮やかになった部分は大きい。

 

“旺ちゃん”というフィルターを通してみると

見落としていたキラキラに気付いた。

このキラキラはまやかしではなく

生きているからこその

『当たり前』と呼ばれる類の

極普通のことだったりした。

 

 

“らんまりのラクガキ。。。”が

私にとっての

“旺ちゃんのようなフィルター”

みたいな存在になれていたらいいな。

 

 

私は

「自分の気持ちは

旺ちゃんと同じような病気の子をもつ

家族にしかわからない」

とは思っていない。

 

だけど

「障害児を抱えた家族と

わかりあえることはきっと多い」

とは思っている。

 

だからといって

「障害児の親同士

肩身の狭い思いをしている者同士

仲良しこよしをしましょう」

なんて思っていないし

ましてや

「健常児をもつ親と対立しよう」

とも思っていない。

 

 

襟を正す。

クレオパトラの鼻に書いたように

誰かを想うことに

『健常者』も『障害者』もない。

 





これから旺ちゃんが

修学をはじめ社会に出ていくことに伴い

障害者である旺ちゃんは

健常者に迷惑をかけてしまうことは

きっとあるだろう。

 

そうなったときに旺ちゃんには

「障害をもっていることで

自分は周りに迷惑をかけている。

申し訳ない。」

というように縮こまってもらいたくはない。

 

だからこそ

なぜ迷惑をかけてしまうのかという

旺ちゃんの障害について知ってもらうことは

悪いことではないと思うし

押し付けなんかではないと

私は思いたい。

 

私は障害児である旺ちゃんの母親だから

障害者に肩入れするわけではなく

ひとりの人間として

障害者を

『自分の足を引っ張る迷惑な存在』

だと思うような人間でいたくない。

旺ちゃんにもそんな人間にはなってほしくない。

 

 

理想論なのかな…

 



でもやっぱり私は

旺ちゃんが迷惑な存在だなんて

思ってほしくないよ。

 

こんなに頑張ってつかみとった笑顔を

曇らせたくなんかないよ。

 

 




黒い絵の具がなきゃ

きれいな絵は完成しない。

 

旺ちゃんのような障害を持った人だって

それと同じように

不要な色なんてないよ。




 





いつか旺ちゃんの心に

黒い絵の具が落ちたなら

流した涙で濁りが薄まるといいな。

 

流した涙の分だけ

旺ちゃんはきっと優しくも強くもなる。

 

そう信じてる。

 

 

 

 

 




 

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