ヨハネ・パウロ二世教皇聖下、逝去。 ご冥福をお祈りします。

日本時間今朝、ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世聖下が逝去なさったとのことです。
私も今、NHKお昼のニュースで知りました。

ついに、二十世紀の偉人の一人だった方も、この世から旅立ってしまいました。
本当に、哀しいことです。
人が死ぬのは、心に大きな穴が開くようなもの。
人が死んでも、いつか来る主の御世で。
あるいは彼岸への旅、いつか戻り来る輪廻の輪で。
もう一度会える、そう思えば嘆く必要はない。
それでも、それでも・・・やはり・・・哀しいのです。

ヴァチカンでは、枢機卿が召集され、次代の教皇を選出するコンクラーヴェの準備に入ったとのこと。
ヨハネ・パウロ二世聖下が亡くなられ、間もないとはいえ、やはり世界は時が過ぎていくのです。
あとに残された者達は、去っていった人たちが託してくれたものを継いで行くのでしょう。

聖下の発した最期の言葉は、
「世界中の皆さんに感謝を」
・・・だったとのことです。
ポーランドの一司祭から始まった、カロル・ヴォイテワさんの信仰の旅は、この一言で集約されたと思います。

聖下のご冥福を、心からお祈りします。