「それよりも大河原さん、犯人の目星はついてるの?」
「いいや。君は犯人がわかったのか」
「まあね」天下一は片目をつぶった。「配役表を見ちゃったから」
―東野圭吾「名探偵の掟」第六章より
TBSドラマ「流星の絆」公式サイト
…生予告、見逃しちゃったよ…とほほ
麻布をさまよっていた静奈は、偶然通りかかった高山に捕まり、問い詰められていたところを行成に助けられる。しかし、その時行成が手に持っていたのは、静奈が戸神家の書庫に隠してきたはずのアリアケのレシピノートだった―
「チーム・アリアケの栄光」
いよいよ最終章へ……って、いろいろ間違ってるから。
両親殺害の証拠にすべく置いてきたノートを見つけられて、窮地に陥った静奈はとうとう行成に自分の正体を明かしてしまいました。行成が静奈を問い詰めるこのシーン、ものすごく緊迫感がありましたね。見ていてドキドキしました。要ジュン市さんがセリフをかんじゃうんじゃないかって(←そこかい!)。それまでボケボケなところしか見せてこなかった行成なだけに、この場面のギャップには先週ラストと同じくびっくりしました。もっと動揺するかと思ったのに。
行成に静奈の正体がばれて以降は、結構するするするっと話が進んでいきました。
まずは功一が柏原に連絡して、自分達が詐欺をしていたことを告白。そしてその過程で泰輔があの日見た男を目撃したことを明かし、その男すなわち戸神政行を犯人として警察に逮捕させるために、証拠を捏造していたことも白状します。どんな理由があろうとも功一たちがやったことは犯罪ですから、刑事の柏原にここまで言っちゃうのは相当勇気が必要だったことでしょう。もちろん、功一が柏原にそこまでうちあけたのは、先週の「殺しますね」のやりとりがあったからなんですが。それだけ信用してたったことなんだろうなぁ。他の場面と違って、屋上で柏原に告白するときだけ功一の顔が少し幼く見えたのも印象的でした。
柏原からのアドバイスをもとに、功一はある計画を思いつきます。そして功一は行成をジョージ・クルーニーに呼び出し、自分が有田じゃなくて有明功一だと名乗り、宝石商だと言っていた泰輔が実はぬれおかきだとわかり、行成のショックはさらに2乗、3乗。そのうえ、自分の父親が殺人犯だと言われてもうすっかりビジー状態になってしまいます。いやしかしさすがに泰輔のセリフ「お前の親父は殺人犯」はキツイな…。というか、この状況だと一番つらいのは静奈ですね。落ち込む行成を見つめる静奈の顔は、すっかりかわいそ村の住人になってました(そしてきっと村長はそんな静奈を見てますますかわいそうな顔に…)。
ところが、ここで事態は急展開に。父親の無実を信じる行成は、自ら功一たちの計画に参加すると言い出しました。その計画の名は…「刑事遺族」…懐かしいな、おい。でも局違うのにいいんでしょうか?更にこの計画には柏原とおはぎさんも参加することになります。これにて役者は勢揃い、刑事になりすまして戸神家にやってきた功一と泰輔はとうとう宿敵・戸神政行に対峙することになるのですが……
功一VS政行のにらみ合いの場面はものすごく緊張感がありましたね。まさに「一触即発」な感じでした。なんとなく「魔王」で成瀬が芹沢父に自分の正体を明かす場面を思い出しました。
なぜ自分たちの両親を殺したのかと問う功一に、政行は「君たちの両親を殺したのは自分ではない!」とはっきり答えます。自分がアリアケを訪れたときには、功一たちの両親は既に亡くなっていた、と。それならどうやって政行はアリアケのレシピのコピーを手に入れられたのだろうと疑問に思いますが、もしかしたら殺される前に既にコピーを渡してあったのかな??とりあえず、謎解きの後半は次週に持越しです。もう大体オチは見えてますが、クドカンがどんな形で事態の収拾をつけるのかものすごく気になります。
ところで、今週はこれまでの戸神政行像が、行成と一緒につけていた天体観測の記録や最後の告白で少しずつ変化していく回でもありました。これまで、行成と政行の親子関係はいまいち不透明でしたが、これで少しわかったような…。行成がジョージ・クルーニーに持ってきた天体観測記録を見て、功一は何か思うところはなかったのでしょうか…いや、そんな余裕はなかったか?
そして最後にひとこと。CM中、ちょっと日テレをつけてみたら聞き覚えのある声が。
これはひょっとして…
こっちも友和かよ!!
うーん…まあ、声の出演ならいいのかな、と。。。
今日は大発見と自分のオバカな報告です。
ジョージクルーニーのお店ですが、P子宅から徒歩40分位のところでP子の散歩コース上にあり、このドラマの撮影期間中にも何度も前を通っているところでした。
ところがオバカなP子は一度も気付かず、今日も前を通り若いお姉ちゃん達が携帯で写真撮影しているのを観る迄一度足りとも気が付きませんでした。
昨夜はここの前から生CM・・・・・かなりショックでした。あんなに何度も何度も何度も前を歩いていたのに・・。気が付かなかった自分に呆れました。
しかしTVカメラのアングルというのは凄いと改めて驚きました。撮影する角度で周囲がぜんぜん別の風景に写っているんです。
犯人、なんとなく解りました。
またまたこんばんは。
>ジョージクルーニーのお店ですが、
えーーーーーっ!!
もったいない!!!というか、案外目立たないものなんですね…
>TVカメラのアングルというのは凄い
写真とかでも撮り方によって全然違いますよね。
私の見合い写真にもそのテクニックを応用して撮ってほしいです(←まだあきらめてないのか)
犯人はもうあの人しかいないと思うのですが、どんな風に謎解きして
どう収拾をつけるのか着になりますね。救いのあるラストにしてほしい…!