Flour of Life

煩悩のおもむくままな日々を、だらだらと綴っております。

「流星の絆」第1話。

2008-10-18 00:57:51 | テレビ・ドラマ


今日は会社の用事で帰るのが遅くなったので、家に着くまでは携帯のテレビで見ようと思っていたのですが…なんと私の住んでるエリアは電波が届かないことが判明し、結局冒頭の15分ほどは見逃してしまいました…しくしく。蔵之介さんの「ギラギラ」は全部見られたのになぁ(その時間は電波が届くところにいたので)。でも「ギラギラ」も面白いですね。私も公平を指名したいわぁ…お金ないけど。

さて、そんなこんなで冒頭を見逃してしまった「流星の絆」の感想です。


1993年の秋。小学六年生の有明功一と四年生の泰輔、一年生の静奈の三人兄妹は、両親に内緒で夜中に家を抜け出して獅子座流星群を見に出かけた。しかしその夜、家に帰った三人が見たのは、変わり果てた両親の姿だった…

十四年後の夏。施設で世話になった林ジョージ(尾美としのり)のカレーショップに勤めている功一(二宮和也)のところに、両親が殺害された事件を担当していた刑事・柏原(三浦友和)がやってきた。時効まであと3ヶ月だと呟く柏原に、功一は泰輔(錦戸亮)と静奈(奥田恵梨香)にはずっと会ってないと嘘をついた。その数日後、功一は静奈が会社を辞め、「エステティックアドバイザー」なる資格をとるための教材代として30万をだましとられたことを知る。傷ついた静奈のため、奪われた30万を取り返すために、功一はある作戦を思いつくのだが…


自分で考えてもうまくまとまらないので、TBSドラマ「流星の絆」公式サイトにあるあらすじをほぼパクッちゃいました。ごめんなさい。。。

えーと、まず確認したいんですが…
このドラマって東野圭吾原作ですよね??
もののみごとにクドカンワールドなんですけど?
純真な東野ファンはこのドラマを見たら怒るかな?それとも最初から見ないか??私も東野圭吾は割と好きですが、純真ではないので全然オッケーですけど。つかドラマがずっとこのノリで進むのなら、今後あの「天下一大五郎」シリーズのようなテイストも入れてもらえるかも?と期待しています。まあ、このまま続くかどうかは視聴者の反応次第だと思いますが(それじゃ絶望的じゃん!)。

クドカンのノリは相変わらずですが、主人公の有明三兄妹の置かれた境遇は悲しいものがあります。両親が殺された後、三人は施設に入り、時効まであと三ヶ月なのに犯人はいまだ捕まらず…書いてるだけでやるせなくなって気が滅入りそうなのに、ドラマで三人を見てるとそうでもないのが不思議です。と言っても、つらい過去を背負った人間だって笑うしお腹も空きますものね。そういう意味では有明三兄妹は人間くさくて共感できます。まあ、だからと言ってホスト(杉浦太陽かよ!)から30万騙し取るのはどうかと思いますが…。

十四年前の話と現在の話を時系列に並べずに前後させていたのは、ちょっとややこしかったけど面白かったです。でも、あそこまではっきり柄本明が映ってたってことは、ひょっとして犯人は…?だって東野圭吾だもん。それくらいあってもおかしくはないかと。原作未読なので、このへんのミステリー要素もどうなるのか楽しみです。

東野圭吾らしさといえば、屋上で三人が星を眺める場面で、静奈が告白した“会社を辞めた本当の理由”にも感じました。静奈は会社の同僚に“事件の被害者遺族”だと知られて、気を遣われてる気がしていたたまれなくなり、会社を辞めてしまいました。この静奈の“つきまとい続ける過去の傷”に悩む姿に、立場はまったく違うけれど、「手紙」の主人公の、兄の犯した罪に人生を狂わされる様子を思い出しました。「手紙」の主人公は兄と自分の過去を受け入れて人生を歩む決意をしました(と思う)けど、“両親を殺した犯人”を見つけたとき、有明三兄妹はどうなるんでしょう?今週のラストでは“ぶっ殺す”って言ってたけど、果たして本当にそうするのかな…つかそうできるのかな…?

ところで、功一が勤めるカレーショップに通い続ける常連客として要ジュン市もとい要潤が出ていますが、正直私はドラマが始まる前、「ニノと要潤が同じ画面に入るのか?」と心配していました。だって身長差が(以下危険なので自粛)。そしたら要潤がずっとカウンターに座ってたので、「なるほどこう来たか!」と激しく納得してしまいました。でもこの先ずっとカウンターに座ってるわけにはいかんだろ、ジュン市さん。。。関係ないけどニノもジャガーさんのコスプレ似合うと思うよ♪奥田恵梨香は高菜役で、錦戸はポギーなんてどう?

第1話は子供時代のシーンが多かったですが、子役の三人の顔と演技が大人になってからの三人と通じるものがあって妙に感心しました。功一役の子は最初「全然似てな~い!」と思って見てましたが、両親の死体を見てからの暗い視線がニノの視線とバッチリ重なってましたし。キャスティングした人すごいなぁ。

今週は静奈をだました詐欺師が入れ込んでいたホストを騙してましたが、来週は静奈が会社を辞めた原因(のうちのひとつ)を作った男をカモにするみたいです。でもあの役者さん、誰だったっけな~?思い出せそうで思い出せない。。。

4 コメント

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木更津も横須賀も港町だった・・・のね (なおみ)
2008-10-18 01:33:53
もちきちさん、こんばんは。
とうとう始まりましたね・・・ワタシ的には全然「あり」なんですが、相変わらず「好き嫌いが分かれる」ところでしょうね。

>果たして吉と出るか凶とでるか…
こりゃもう視聴者の好みの問題ですからね。「万人受け」を狙っておかしなことになるよりは、むしろ潔くて良いのでは?

>子役の三人の顔と演技が大人になってからの三人と通じ
そうそうワタシも思いましたよ。特に錦戸くん(番長の子分)の子役が似ていたんですが、ニノくんの子役の子もどこかしら「鬱屈」していて似てましたね。
今後気になる点といえば功一の「カードマジック」が見られるかどうか・・・ですね!
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ブログでも真っ二つでしたね… (もちきち)
2008-10-18 16:39:14
>なおみさん
こんにちは~。
>相変わらず「好き嫌いが分かれる」ところでしょうね。
ブログでも賛否両論でしたね。どっちかというと「否」のほうが強いかな?
>。「万人受け」を狙っておかしなことになるよりは
そうですよねー。クドカンに脚本まかせた時点でそれは絶対狙ってないでしょうし、この反応も計算の内なんでしょうね。
>功一の「カードマジック」
詐欺のテクニックのなかに出てきたら面白いですね~。
部屋で一人黙々と練習している姿を見た泰輔と静奈に「キモッ!」って言われるとか。
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Unknown (P子)
2008-10-18 17:42:40
もちきちさん、こんばんは。

クドカンワールド思ったほど炸裂していない印象でした。
3兄弟のやり取りは流石クドカンでしたが、詐欺をやるあたりは想像の世界みないな感じで説得力がありませんでした。
今日、地下鉄の広告を見ていたら「兄貴、妹がマジで犯人の息子にほれている」というようなコピーが載っていました。
要潤がその息子なのかな?その割には相変わらずの笑いキャラでしたが・・。

「ぴゅー~」はDVDを手に入れたのに未見です。早く見たいけど現在「ちりとてちん」鑑賞中。これが長い・・。

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「ちりとてちん」…長いっすよね。 (もちきち)
2008-10-18 22:11:58
>P子さん
こんばんは~
公式サイトの相関図を見たら、要ジュン市は犯人(?)の息子役でしたね。
えらく明るいノリでしたが、これから暗い展開になるのかな~?
詐欺のシーンは空想なのか現実なのかわかりにくかったですね。
最後のオチがあれだし…あのゴスロリはすごい!!夢に出そうです。
>「ぴゅー~」はDVDを手に入れたのに未見です。
えー!買ったんですか!?私は恐くて見てないです…気になるけど。
(特に影千代先輩)
「ちりとてちん」は喜代美の妄想シーンがコントみたいで面白かったです。私のお気に入りは小草若ちゃんでした。
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