NHK杯でフリーのプログラムを「春の祭典」に戻すことに決めたみちると晶。しかし、兄の死の真相を知ってしまった晶は、NHK杯を直前に控えて姿を消してしまう。みちるに「もう君に触れられない」と言い残して…。
4巻の見所は、事件の真相が明らかになって、それまでヘタレだった礼音が一歩前進するところ。晶は晶で自分の弱さを向き合うことができましたけどね。あとはもちろん、アイスダンスの場面!一応「アイスダンスの漫画」ってことになってるけど、いままでホントに演技してる場面がなかったですからね。むしろバレエのシーンのほうが多いんじゃないか?ってくらい。いや~、ここまで来るのに長かったなぁ(遠い目)。
フリーダンスの「春の祭典」は、衣装・振り付け(つっても漫画だから動きがないけど)ともに見てて面白かったです。まさに「渾身の力作」。作者の「春の祭典」に対する思い入れがくどいくらいに伝わってきました。小川さんはこういうコスプレチックで芝居がかったものを描かせると上手いですね。ちょっとベタだなと思うところもありますが。実際に「春の祭典」で滑ってくれるペアがいないものかと考えてしまいました。やっぱり難しいかな~?
基本的に重いストーリーですが、微妙な細かいギャグは4巻でも健在です。目次の「俺たちアイスダンサー」には大ウケしましたが、晶の「『もん』って言うな!」はちょっとくどかったかな、と。あと、みちるの作った「味のしない鶏モツ煮」は、モツの絵がリアルで怖かったです。キンカン入ってるし。
みちるの「何か大事なことを忘れてる」というセリフがひっかかりますが、正直なところ事件の真相よりも全日本選手権がどうなるかのほうが気になるので、5巻では謎の追求よりもアイスダンスに重点を置いてほしいところです。…シーズンオフだし、無理かしら??
…それにしてもこの漫画、どっちかというとフィギュアスケート好きの人よりもバレエ好き(特にモダン)の人向けな気がする。。。
今日は銀行の支店長代理さんの愚痴聞かされたので「もちきち暖簾」くぐっちゃいました
フリーダンスの「春の祭典」とか、「フィギュアスケート好きの人よりも…」のフレーズに惹かれて立ち寄りましたよ。
マンガってドキュメンタリー以外は興味なかったのに、もちきちさんがきっかけで「牧神の…」を買っちゃいましたが、後悔なかったです。(今は友人に貸し出し中)
あぁ、「春祭」と聞いて昔の高岸さんの姿が即座に蘇りました。何なんですかね、あの人の踊り。
「時間が経って年取れば、熱は冷めるかもしれない」
って思ってたのに、未だにあの人の踊りは体にダイレクトに響いてきます。
こんばんは~お疲れ様です。
>「フィギュアスケート好きの人よりも…」
私はバレエもフィギュアスケートも両方好きなので、両方楽しめるこの漫画は大変お得です。
「牧神の午後」、気に入られたようで何よりです。
私はあれ読んで以来、東京バレエ団の公演が
観に行きたくて困ってます。もう海外公演終わったかな~?
高岸さんって、踊ってるときはエネルギーの塊みたいなのに、
インタビュー等でしゃべってるときは飄々としてますよね~
そのギャップにしびれます