福島県南相馬市立小高中学校ホームページ

がんばれ小高!がんばれ南相馬!がんばれ福島!

バトンパス

2012年03月30日 13時18分16秒 | 日記

 平成23年度末人事異動が3月24日の新聞で公表されました。

 本校は兼務解除職員を含めて14名が転出し、7名が転入します。

 転出職員をご紹介いたします。生徒の皆さん、保護者の皆様、地域の方々本当にお世話になりました。

  本校からの転任・退職

  荒木 幸子教頭  双葉町立双葉中学校長へ  高野 正人先生  相馬市立中村第一中学校へ

  荒   美幸先生  南相馬市立鹿島中学校へ   田中 文子先生  南相馬市立鹿島中学校へ

  清信 元博先生  相馬市立中村第一中学校へ 氏家 真実先生  退職

  兼務解除後の転任

  半谷 英子先生  喜多方第三中学校へ     諸井  元先生   平第二中学校へ

  日野みわ子先生  郡山市立安積第二中学校へ

  山田 文章先生  原町第一中学校へ      先 浩之先生  三春中学校へ

  小薬 隆士先生  いわき市立三和中学校へ  西  恵美先生  いわき市立磐崎中学校へ

  倉本 夏美先生  新地町立尚英中学校へ

     

  私事ですが、このホームページを毎日更新しておりました教頭荒木も3月31日で人事異動となります。本当は、皆さんと一緒に小高中学校に戻りたかったのですが、残念ながら間に合いませんでした。小高の町が一日も早く平常を取り戻し、小高中学校が安全な状態となって戻れることを祈っております。そして小高中学校の生徒の皆さんの活躍とますますの発展を祈っております。

  このホームページとは今日でお別れさせていただきます。全国の愛読者の皆様、お世話になりました。ありがとうございました。

  このホームページの取り扱い責任者は次の教頭先生へとバトンパスいたします。

 

  

  

   


新入生オリエンテーション

2012年03月26日 15時15分06秒 | 日記

 日差しが日に日に春らしくなってきます。

 でも、今日は風が強くて寒いです。

 本日は、来年度の入学生のオリエンテーションが行われました。

 その内容は、入学式の説明や、学校の概要の説明、校歌の練習を行いました。元気な声で、校歌を歌うことができ、入学式は準備万端です。

 保護者の皆さんには、入学後の説明や、新入学用品の購入をしていただきました。

 小学生のランドセルではないけれど、中学校の鞄や制服を手にしたときと言うのは、わくわくするものです。

 希望を胸に入学してくる新入生の皆様、私たちは両手を広げて大歓迎します。

     


修了式と贈呈式

2012年03月23日 18時18分59秒 | 日記

 激動の平成23年でしたが、お陰様で今日、無事に修了式を迎えることができました。

 4月22日の開校日は、1年生は11人、2年生は6人からのスタートでした。

 今日修了したのは、1年生24名、2年生34名でした。

 本当にこぢんまりとした学校で、しかも鹿島中学校を間借りしてのスタートでしたが、今は、3倍以上の人数と、何倍ものパワーあふれる学校となりました。

 今日まで、無事にやってこられたのは支援やご協力をいただいた保護者の皆様をはじめ、全国の方々のお陰と感謝しております。本当にありがとうございました。

 私たち教職員も、少しホッとしているところです。

 この喜びを胸に、また、来年度、気持ちを新たに頑張っていきたいと思います。

      

 修了式のあと、東京学芸大学附属国際中等教育学校ボランティア部の皆さんからの支援品贈呈式を行いました。

 顧問の藤木先生がわざわざ南相馬市の本校までおいで下さり、小高中学校には、バドミントンのラケットとシャトルを、そして、小高区4つの小学校にはドッジボールを寄贈して下さいました。

 ボランティア部の皆さんは、寒い中街頭に立って義援金を募って下さり、その募金で購入した運動用具の寄贈です。

 不自由な仮設校舎、仮設住宅で、どうしてもストレスがたまりがちの私たちには最高のプレゼントです。

 本当にありがとうございました。

 大切に使わせていただきます。 

   

 

  


本田さんの贈るメッセージ

2012年03月22日 10時30分48秒 | 日記

 今年1月には寒い中、本校で本田武久さんがコンサートを開いて下さったことは前にお伝えしたとおりです。

 ご存じの方もおいでかと思いますが、本田さんは病と闘いながら歌手活動を続けておられます。

 そこで、本校の1・2年生がお礼の気持ちをこめて歌った曲を、激励DVDとして贈ることにし、今日録音しました。

 その曲名は「あすという日が」と言います。実は卒業式の式歌としても歌いました。

 とても良い詞で、感動します。この歌声を聞いて、本田さんがさらに元気になっていただければ幸いです。 

    

      あすという日が      作詞 山本 瓔子

1 大空を見上げてごらん あの枝を見上げてごらん 青空に手をのばす細い枝 大きな木の実をささえてる

   いま 生きていること  いっしょうけんめい生きること なんて なんて すばらしい

   あすという日があるかぎり しあわせを 信じて   あすという日があるかぎり しあわせを 信じて

2   あの道を見つめてごらん あの草をみつめてごらん ふまれても なおのびる 道の草 ふまれたあとから 芽ぶいてる

   いま 生きていること いっしょうけんめいいきること なんて なんて すばらしい

   あすという日がくるかぎり 自分を 信じて あすという日がくるかぎり 自分を信じて

 

  明日は、小学校の卒業式、そして本校は修了式です。

  スクールバスは、両方面とも、下校時13:15 鹿島小発となります。 

  

      

 

   


震災から1年 ~心の記録~

2012年03月21日 14時55分18秒 | 日記

 先日、小高商業高等学校の卒業式に行かせていただいた際、「忘れてはならないこと」という文集をいただきました。

 小高商業高等学校の生徒さんや、先生方が1年前の震災について綴ったことを1冊にまとめた貴重な記録集でした。

 私も、震災の記録は学校の記録として残しておかねばならぬと思ってはいましたが、子ども達の心のケアを考えると取り組むことができませんでした。

 しかし、震災から1年が経ったこともあり、国語科担当の先生に協力していただいて、子ども達の心の傷に配慮しながら「心の記録」を書いてもらうことができました。

 全てを読ませてもらうと、それぞれがそれぞれに苦労して、苦しんで、今日まで歩んできたのだな・・・

 紙一重で、大切な命を守ることができた生徒がいたんだな等々・・・

 感じることがたくさんありました。

 日頃にこにこと元気いっぱいに見える生徒達も、本当はこんなに悩んでいたのだ、今も心の傷は癒えないんだ・・・と改めた感じさせられました。子ども達の心に寄り添ってこれからも指導していかなければならないと強く思ったところです。

 今年もあと2日で修了式です。

 忌まわしいことがあった1年ではありますが、何とか無事に1年が終わるように願っています。