今年もボジョレーヌーボーが解禁になり、
なんだか年々盛り上がっているような気もするのですが・・・。
私は、どちらかというと、安いワインの方が好きだったりします
そんなことはどうでもよかとです。
この「解禁」という言葉。
中学生の頃から、ずっと気になっていたのです。
何故この日まで飲んではいけないのか。。。昔のアメリカの禁酒例を髣髴とさせる・・・。
そもそも毎年解禁されるのだから、
禁止されている期間は、いつからいつまで?
たとえば、去年のボジョレーを隠し持っていて、
次の年の解禁前にこっそり飲んだら、罰せられるのか?
などなどなど。
調べたところによると、
ボジョレーって意味がそもそも「新しい」という意味だそうで。
次の年の3月くらいになると、古くなって、ボジョレーと呼べるものではないそうです。
ということは、前の年のボジョレーを隠し持っていても、それはすでにボジョレーではないという事(笑)
「新米」や「新じゃが」と一緒だね。新米も、数か月で普通のコメだし。
ただ、新米も新じゃがも、おいしいから、ついつい買っちゃう。「新米だぁ、特別だぁ」
ボジョレーにはしゃぐ大人たちも、そんな気分なんだろうか。
しかしながら、それだけでは、「解禁」の謎が解けません。
できた順に持ってこーい!!!
ってやろうと思えばできるでしょう?
だけど、みんな早く今年の初物を飲みたいから、
早く発売したものが、片っ端から高く売れるのは想像できます。
そうすると、売る側も、どこよりも早く!!と急ぐわけで・・・。
まだワインとして熟していないブドウ汁が市場に出回ってしまうそうです。
なので、みんなで一緒にヨーイドンで行きましょう。
とフランス政府が決めたそうです。
メーカーにも消費者にも、メリットがありそうですね。
という事で、一つ利口になったところで、日本酒を煽るのである。