宮城県の小さく綺麗で穏やかな海辺に住む、はげたま(禿頭)おっさんの~ごまめの歯軋り~

子供や高齢者は国の宝、且つ障害者等社会的弱者の人権を尊重し守ってこその先進国。年々逆行する現実に抗し当り前の国にしよう!

★メディアの前で菅の顔に辞表を叩きつけよ海江田君!

2011年08月05日 08時13分32秒 | 女川原発 & 関連

【菅内閣の重要大臣である海江田経産大臣が、全国民の前で泣いちゃった=ANN】

かみさんのホームページ『阿部りつ子の女川町(おながわちょう)便り』

海江田大臣よ、国会で泣くな。泣くに泣けない原発被害者の事を少しでも考えているなら辞表を叩きつけよ。

 海江田万里経済産業省大臣よ。

いかに大臣の職責とプライドを、菅直人にぐちゃぐちゃにされたからといって、国会で泣いたら、何万人もいる被害者は、どうすりゃ良いんだ。

巨大津波に襲われた被災者はもとろん、今尚拡大している福島第一原発の過酷事故で、泣くに泣けない人々が国内の安住の地を求めて彷徨っているんだぞ。

それでも、謂われなき中傷を受け、心身ともにずたずたにされている福島県人は、後を経たない現実を見ると、政府の発表の杜撰さにより所が大であると謂わざるを得ない。

自ら命を絶った人もいるのだぞ。

 巨大地震と巨大津波に襲われ、壊滅的な被害を受けたその上に、福島第一原発の過酷事故の2度に渡る水素爆発で、被害は木端役人や御用学者の描いた同心円状に拡大したものではなく、「スピーディ」という最新の予測可能な大金をかけたシステムをまともに運用せず、いやデータがあったにも関わらず公表をせずに、あろう事が放射線量の高い方の風下に、人々を避難させた。

 菅直人と枝野幸男、及び閣僚や民主党の執行部の全員が重罪人であるぞ。

野蛮な国なら、当然クーデターが起こっても不思議ではなく、要人は悉く獄に繋がれていたであろう。

それほど、罪は深いのである。

 事故発生直後から、政府は事故を小さく見せようと腐心して安心をばらまき、いたづらに被爆者を増やしたのは、人類(国民)に対する大きな人道的な罪があり、辞めて責任を取ったら良いというレベルではない。

 大津波にみまわれた地域では、行方不明者の捜索もままならず、人知れず白骨化して行く人の家族の無念さは「胸が張り裂けそうで、慟哭し血涙を流している」であろうとしか言えず、その人々と決して同化できないのだから、想像力を働かしてその無念を共有する努力をするしかない。

菅直人に翻弄される海江田経産大臣よ怒れ。

 海江田大臣が、電力需給の逼迫を理由に原発を無理矢理再稼働させようとしているやり方を、おらは絶対是としない。

しかし立場を変えて見れば、彼は彼で、彼なりの努力をしていたのであろう。

担当大臣として、お国の一大事と考え、佐賀県玄海町に行き、九州電力の小判鮫で原発利権屋である岸本町長から「玄海原発再稼働」の言質をとり、佐賀県知事も同意するようだった。

もっとも、この佐賀県知事もとんだ喰わせ者であったが。

海江田大臣は、これで全国の原発も五月雨式に稼働に持って行けると、密かに安堵したのではないか。

 しかし、朗報と信じ込んで帰京すると、菅直人の口から思いもかけない言葉が発せられた。

「今までの安全対策では不十分であり、新たにストレステストをやる」と言われ、海江田の顔は丸潰れというか、2階に上がったら”はしごを外された”のである。

 菅には前科がある。

【OECDで、得意げに大風呂敷を広げに広げた菅直人首相=AFP】

5月25日に、フランスであった経済開発協力機構(OECD)で行った演説で、菅直人は「民家への太陽光パネル設置1000万戸」という具体的な目標を、世界に向けてぶち上げた。

演説では、従来の化石燃料と原子力中心だったエネルギー政策を、再生可能(自然)エネルギーと 省エネルギーを加えた「4本柱」とする構想を示した。

民家の屋根への太陽光パネル設置はその一環だが、実現の時期は明示しなかったのである。 

 これは鳩ぽっぽ(鳩山由紀夫・前総理)が、2009年の国連演説で「日本は2020年までにCO2排出量を1990年比で25%削減する」と、国際公約したのに似ていて、極めて根拠の薄い大風呂敷を広げたのに似ている。

 このニュースを国内で27日に記者団に質問された海江田経産大臣は、顔面蒼白になりながら「えーっ、報道を通じて知ったので、(首相が)帰ったらもうすこし詳しく話お聞きしたい」と答えるのが精一杯であった。
 エネルギー政策担当経産相に相談なく決めることがあるのかとの問いには、唇をかみ締めながら7秒間沈黙した。
その後、「内閣総理大臣だから自分の思いを発言するのはかまわないと思う」と語ったが、腹の中は煮えたぎっていたに違いない。

 また、福島第一原発過酷事故はレベル7になったが、さんざん時が経ってから、「実はあの時、メルトダウンが・・・・」「本当は水素爆発の前にメルトスルー・・・」が、などなど、国民の命と安全・財産に関わる大問題を、まるで後だしじゃんけんみたいに小出しにするその手法が、国民の不信感を強く招いた政府・官僚(経産省原子力安全・保安院)・東京電力だ。

そのトップの菅直人が、また海江田大臣を不愉快にさせたというか、本人の納得を得てやった人事だとは思えない事をやらかした。

6月27日に行われた菅首相の時期外れ内閣改造で、首相補佐官から一気に飛躍させた細野豪志原発事故担当相(39歳)の人事である。

 それにしても、菅直人という人物は”故・市川房枝女史”の薫陶を受けた市民派を今でも語るらしいが、市川先生自身は、菅直人の資質を看破し、晩年は批判していたという話はかなり有名であるから、皆さんはくれぐれも騙されないように。

 細野原発事故担当大臣は就任の記者会見で、大臣に昇格し思わず高揚し過ぎたのか、「海江田万里経産相との棲み分けは?」と聞かれたのに、「玄葉(光一郎・国家戦略)大臣が」「玄葉大臣が」と何度も言い違えていた。

それはともかく、経産省が監督している電気事業に、いきなり『原発事故担当大臣』を据えるのは、海江田では力量不足であるとみなしたのか、いずれにしても屋上屋を重ねて混乱を招く事はないのだろうかと心配になるし、下で働く官僚はどっちを向くかで悩みやり難いだろうな。

おらが海江田だったら、頭に来て菅の顔に辞表を叩きつけるがのぉ。

 そうそう、今これを書いているけどテレビでは、経産省3首脳の更迭のニュースをやっている。

菅直人は官邸主導の人事と言いたがっていて、所管大臣ではないと言いたいようである。

松永和夫経産事務次官、寺坂信昭原子力安全・保安院長、細野哲弘資源エネルギー庁長官の3名の更迭人事であるが、海江田大臣は記者会見で、『経産省の人事権は私にある』と何度も言い、菅直人では無い事を強調していた事に、海江田の現在の悲しい地位が垣間見える。

海江田大臣が泣いた国会中継の中継だぞ・・・

 ところで海江田大臣が泣いた場面の質疑を再録してみようと思うが、おらのやる事だから、多少の間違いは許してくださりませ。

自民党議員の追及に海江田経産大臣が号泣(11/07/29)  

 自民党の赤澤亮正議員が、執拗に食い下がり海江田は窮する。

赤澤議員 「いつ辞めるんですか?大臣の価値を落としてますよ!民主党は幹部になればなるほど辞めないんですよ。潔さがないんです。
私は日本人としては「切腹物だ」という言い方がいいのか分かりませんけど、
何かあって辞めるとすると若い議員、当選回数の少ない議員ばかり。上の方は本当に
辞めないんです。これは国民から見ると信頼を失ってると思うんですが、そのことを
理解されてますか?」

海江田大臣 「そのことの意味を理解してますか、ということですが、私は理解しております。
本当に……。その意味では……あの……まあ、それができるものならば、それ(辞任)も
いいかなと思っておりますけども、もうしばらく堪えてください。お願いしますよ。頼みます、
これは。本当にお願いします。もちろん、やることはやるために堪えてください。お願いします。」

赤澤議員 「私はねー、国民のために堪えられないです。法案を作ったあとに実施する大臣じゃないんですよ。2法案を作ったら辞めるって大臣のもとで作るのは意味がないと思うんです。2法案が成立しなければ、いつまでも大臣を続けるんですか?」

海江田大臣 「ですから「出処進退は自分で決めさせていただきます」と何度も申し上げておりますよ……。」

赤澤議員 「大臣に「目も合わせられない」という状態でありますけど、もう一度聞きます。いつ辞めるのかということは明言されないんですか?大臣の価値を本当に落としてますよ。お願いしますよ!」

海江田大臣 「私は……。自分の価値はどうでもいいですよ……本当に(涙声で)。申し訳ない、言葉がね……。私はどうでもいいです、自分の価値は……。」

泣きたいのは被災地の被災者であり、特に福島県の苦労に想いを致せば、国会でないている暇なんぞありゃせんがな。菅の菅、海江田も海江田。民主党の正体みたり!

 そして、海江田大臣は自席に戻り、コップの水で気を静めそうとしたが、堪え切れずに号泣と相成った次第。

泣きたいのは、被災者の方である。

遅々として進まぬ復興の道筋で、大震災復興用の予算は第一次、第二次、第三次と細切れのように予定され、本格的に動くには、自治体の町が腹を括った地域のみ。

我が町なぞ、町長そのものが上からの指示待ちがありありで、町民のうっ憤は頂点に達している。 


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