宮城県の小さく綺麗で穏やかな海辺に住む、はげたま(禿頭)おっさんの~ごまめの歯軋り~

子供や高齢者は国の宝、且つ障害者等社会的弱者の人権を尊重し守ってこその先進国。年々逆行する現実に抗し当り前の国にしよう!

★息子との、心とこころの糸電話

2010年01月26日 04時33分28秒 | 日記
【かみさんの母に捧げた、香しい花たち】

かみさんのホームページ 『うみねこが舞う、漁業と原発の町の議員活動』 

 かみさんの母の死の後に来た、長男からのメール

 お父、誕生日おめでとう

 そして先日はお疲れ様でした。
祖父母がすべていなくなったのは悲しい事ですが、
変わりに子供や孫たちの絆を深めていってくれた様な気がしています。

 そして、母をフォローする頼もしい父の姿を拝見し、二人はひとつだと
再認識しました。動の母と静の父、これ以上ないバランスです。
 二人のこれからの人生もまだまだ長いもので、沢山の障害が待ち構えて
いると思いますが、どうか二人で乗り越えて行って下さい。
子供達の願いです。

 プレゼントに先日の従兄弟達の写真送ります。
宅ふぁいる便というネットの無料サービスなので安心してダウンロードしてください。
ただし写真自体のデータ量が重いので気をつけてね。
 それと、▽▽のPCアドレス知ってる?
あいつが忠おんちゃんから聞けって言ってたから教えて下さい。

ではまた。
不肖阿部家長男より

【写真=おらの大事なかみさんと長男、そして可愛い甥っ子夫妻とその子供=かくして義母は逝きながら目に見えぬ手紙を残し、時代を進める世代交代の大きなうねりに、おら達の意図など無力な足掻きにしか過ぎない事を気付かせる】

 
 

長男へ、おらからの返信

○○、
気持ち本当にありがとう。

 知らない内に、お前がこんなにも人の心を気遣う人間に育ってくれて、父はお前にかける言葉が容易に見つからない。

 お前達が一番多感な時代を父は病に倒れ、長期間母親任せだったのにも関わらす、こんな父に感謝してくれてありがとう。
 でもさ、冗談じゃなくて父は困難な時期を、母さんの支えで何とか乗り切れた。
でもそれと同じ位そんな時、君達から来るメールから生きる勇気を随分もらったよ。
今は誰が居てもお前達に言えるよ、ありがとう、と。

 そうだよ○○。
お前の言うとおり、おばぁちゃんは従姉弟(いとこ)達が集まって、ワイワイやるのをニコニコしながら見ていたに違いないさ。
「可愛い私の子供たち、そして愛しい孫たちよ、絆を強めて仲良くな~」
そんな風に思っていたに違いない。

 そうだよ○○。
そんな風に、いつも優しいお前達のばぁちゃんだったよ。

 それが証拠に、添付の写真をごらん。
お父達は絆を大事にして、そしてばぁちゃんの葬儀で更に固くしたんだよ。

 それにしても、ありがとう。
一年一年を慈しみながら生きて行くよ、お前達に迷惑なんかかけないようにさ。
 でもさ、最後の最後くらいはお願いするぞ、何たって親子なんだからさ。
父や母さんがやったように、自分の親の最後くらいは頼むよ。

もちろんお前だけではなく、△△や□□達にも言っておくからさ。

・・・・・な!
【初七日でお別れする直前、残された者達の絆を確認】

 

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