青魚とクジラと水銀

身体のために、青魚を食べなさい、と、あちこちで言う。

でも、子供の頃だったか、魚類の水銀や重金属汚染がモンダイになり、「肉より値段が高い」こともあって、魚離れが進んだ。
あれから数十年。
すっかり忘れたように、「健康のため、青魚」、連呼されている。

諸国の工業発展、海の汚染がマシになったとは思えない。
あやしみながらも、ホームドクターから、「青魚摂取」を奨励され、一応、食べる方向にしている。
さば、あじ、さんま、など。

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ところで、地元の親友T美とR子は、ワタシが「豚舎や養鶏場が火事になり、何万羽焼死」等のニュースにふれ、
「あの、焼けたの、食べられないの？」
と言うと、
「「肉は血抜きしてからでないと、食べられないの！」」
と、声をそろえて即答するやつらだ。

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その二人と、クジラ肉の話になったら、T美は動物好きなのだが、かわいいからではなく、
「クジラなんて、水銀が多いから、食べなくていいんだよ」

先日、ベストセラーになった健康本を図書館にリクエストし、何か月も待って、ようやく読んだ。
たいした内容ではなかった。

ただ、その中に、「水銀多めの魚類」「少なめのやつ」が、4段階くらいで書いてあった。
「クジラ」ではなく、〇〇クジラと、種類をあげて何種類かずつあったが、覚えていないっ。
クジラ数種と、クロマグロ、イルカの一種、そしてキンメダイが「水銀多い方」にあったショーゲキ！！！

さば、あじ、さんまは、少ないから食べていいグループだった…。
信じていいのだろうか…。

クジラも少しは間引きしないと、他の魚が増えず、世界的人口増加と魚食需要に対応できないのでは、と思うのだが…。

追記。
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ほら。卵も肉も、ノーリスクじゃない～。

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