13 唾液腺

唾液腺は絶えず水を必要としている。
水を絶えず利用している体内の様々な機構の中でも、唾液腺の存在を見過ごすわけには行きません。唾液腺がなければ、食物を消化できず、喉が４６時中乾いてどうしようもなくなってしまいます。
唾液腺には、耳下腺、顎下腺、舌下腺の３種類が在ります。唾液腺の仕組みを学べば、体の組織の水分をバランス良く維持する必要性を強く実感するようになるでしょう。
耳下腺は片頬に一つずつ在る腺で、顎下腺は顎の下、口の後ろに在る腺、舌下腺は舌の下に在る腺です(ダジャレでは有りません)
唾液腺の他、舌自体にも、表面に穴の空いた腺が数多く分布しています。漿液腺(しょうえきとは希薄で水っぽいの意)、舌の上方に在る粘液腺、舌下面に在る混合腺です。
唾液腺は口に入れた食べ物や飲み物の消化作用を中心に担います。一方の舌腺は、口と舌の潤いを保ち続ける働きをします。
これらの腺から分泌される液体を全て合わせると、２４時間で約１．５リットルにも成るのです。この事からも、混じりけのない水を飲むことが如何に大切であるか解るでしょう。
細胞にとって利用価値のないミネラル成分が体内から完全に除去されず、カルシウム(石灰)が溜まっていったとしたら、口の中は一体どんな味がするでしょう。
　これらの腺には一体どこから絶えず水が供給されているのか？体内を絶えず循環している蒸留水からなのです。そう、体内に蓄えられている水分から得ていると言うことなのです。

生かして頂いて　ありがとう御座位ます★★

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