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12 人体の水(体液)と自然界の水

2013年07月06日 07時07分07秒 | 健康法
人間は空気がなければ数分と生きることは出来ません。また、水がなければ三~四日しか生きられません(ただし、特定の状況下で一週間~2週間生き延びることは可能)。
夜でも基本的に大気中の水分量が不足している裁くで、水を一滴も飲むことが出来ないと、人は二~三日で命を落とします。最も、有る男性が飲まず食わずの状態で一八日間生き延びた、という記録は残っていますが。後、比叡山の千日回峰行で無動寺谷明王堂で足かけ9日間(丸7日半ほど)にわたる断食・断水・断眠の行を達成した例も有りますが。
とにかく食は無くても水さえ飲んでれば一ヶ月は生き延びる事も出来ますが、水が無かったら簡単に死んでしまいます。
 水は体内でどんなことをしているか
人体の約七〇%は水分で出来ています。人間の体は地球の縮図ですから、地球も地表が30%で海の面積が70%の割合です。体の細胞が陸に辺り、後の水分が海と考えて下さい。この人体の水分派、混じりけのない蒸留水で満たされております。元々備わっている機構として体が送り届ける成分や、排泄器官を通して体内から排出される「カス」しか含んでいません。
 穀物やパンなどを大量に食べると、体は脱水症状を起こしてしまう。
この世で一番脱水状態にある人とは、加工穀物やパン、肉類を大量に食べて、コーヒーや紅茶や清涼飲料水に含まれている水分以外にほとんど水を飲まない人です。
加工穀物には、七%から一三%しか水分が含まれていません。また、パンに含まれている水分量も、平均で三五%から四〇%程度に過ぎません。カリカリに焦げるまでトーストしたパンはカスカスであり、唾液が足りなくて口の中でくっつく経験をしてる人も多い事でしょう。それを、更に体に悪いコーヒーなどで口を潤して、よく咀嚼もせずに胃袋に強引に流し込む愚かな行為をしています。
 蒸留水はあらゆる植物に自然に含まれている。
これまでに、植物が生長するのに必要な水の量について考えてみたことがあるでしょうか?田舎に行って辺りを見回してみましょう。地球上のほぼ全ての物の組織に、水分が豊富に含まれていることに注目です。どんな草野は、灌木、植物、木も、五〇%から九五%は水で出来ています。この水分は、蒸留水や大気水、植物が自然に蒸留するその他の水です。値から芽が育ち、地中から大気中に出ると、植物はすぐに大気中から水分を集めて蒸留し始めます。
 水がなければ、地球は滅亡してしまう。
空を見上げれば、空が水蒸気で満ちていることが解ります。例えそれが水だとは気がつかなかったとしても。この目に見えない水蒸気は、海、湖沼、河川などの水分が露出面から蒸発して蒸留されたものです。蒸留水はまさに地球の活力の元なのです。
 植物の繊維細胞を約三〇グラム育てるのに必要な水は約六〇リットルにも成る。
 人間の経済活動において、地球上で最も生産高が多いのが植物です。
人間が摂取する野菜、果物、ナッツ、種子や、動物のえさになる穀物や★草の水分量は、加工していない自然の状態では六〇%から九五%。この水分は混じりけのない蒸留水です。植物を育てるには、植物の繊維細胞約三〇グラムに月、平均して約六〇リットルもの水が必要になります。
 植物を約四五キロ育てるのに必要な水は約八万リットルである。
想像してみて下さい。人間に約四五キロの野菜や果物を供給し、家畜に約四五キロのアルファルファ飼料やその他のエサを供給するのに、自然の水が七.五万リットルから八万リットルも必要になるということを。
 毎日、体内から四リットルの水分を排出しよう。
体内に老廃物が溜まるのを防ぐため、私達人間は皮膚の毛穴やその他の排泄器官から、二四時間あたり約四リットルの水分を排出する必要があります。とはいえ、水分が補給されないと、体はすぐに脱水状態になってしまうし、消耗性疾患にも罹りやすくなります。
自分が二四時間の間に口にしている食べ物や飲み物から得られる水分の量に思いを巡らすことは滅多にありませんが、水のことについては日頃から留意する必要があります。体内に水分を補給するには、毎日水を十分に摂取すべきです。
 老齢による体の衰えを恐れてはいけない。野菜ジュースを沢山飲もう。
どんな野菜や果物にも有機の蒸留水がタップリと含まれています。ジュースにすると、特に栄養価が高いのです。野菜や果物やその他の食物を消化・吸収するのに要する何分の一かの時間で、あっという間に吸収されてしまうからです。体のためにも、長期的に早期老化の可能性を防止する上でも、毎日最低五百㍉リットルから一リットルの蒸留水を飲むことに加え、出来るだけ新鮮な生の野菜ジュースを飲むことが絶対に欠かせないのです。
 体内でも水分が作られている。
私達は、自分たちが素晴らしく驚異的な人体構造を持っていることに対し、創造の神に心から感謝しなければならないでしょう。
体は、誰にも気付いて貰えなくても、文句の一つも言わずに私達のために一所懸命に一生懸命働いてくれており、私達が体を駄目にしないように努力してくれているのです。その事をよく考えてみて下さい。
驚くべき事に、人間は、体内に貯蔵されている糖分、脂肪、タンパク質を参加させて、ある程度であれば蒸留水を創り出すことが出来る能力を備えています。例えば、体内の脂肪三十グラムを酸化させると、三十グラムの水分が生み出される驚異のメカニズムがあります。
 人の被膜の七十%は水で一杯だと知っていますか?
水を飲む目的は、喉の渇きを癒すためだけではありません。人体の大部分を構成しているのは水分です。人体の七十%超が蒸留水で出来ているのに対し、血液の量はたったの約五リットルに過ぎません。
体内の水分は、蒸留水でなければ成りません。何故なら、蒸留水は、固有の時期によって、体内を浮遊するか、一カ所にまとまって存在する不純物の多くを回収することが出来る唯一の飲料だからです。
 暑いか寒いかは体内の水分が調節している。
環境に応じて最適な体温を維持するためにも、体内の水分は欠かせません。この体温調節を行っているのが、脳領域にある視床下部と呼繊維群です。この線様生命体については、後で述べることにしましょう。
 涙として流せる水分がなかったら?
水分は、呼吸をする際にも必要になります。御存知のように、花が酷く乾燥してひりひりしている状態は実に不快だし、鼻が過剰な水分でぐしょぐしょしているのも煩わしい。鼻とは大体同じ様な場所にある涙腺の水分が不足すると、人間は精神的なストレスを受けても、事実上、涙を流すことが出来なくなってしまいます。そうなったら、様々な状況で悲惨なことになるのは目に見えています。
 水不足の時は、野菜や果物をタップリ食べよう
体に水を沢山与える必要があるのは明らかなので、どこから水を得るかが重要なポイントになります。これまで力説してきたとおり、蒸留水は人間にとって必要不可欠なものです。新鮮な生の野菜や果物のジュースを飲めば、最高の蒸留水が得られるだけでなく、非常に効率的に体の細胞の隅々にまで素早く栄養分を行き渡らせることが出来ます。このように体に良くて妙期を予防してくれる物を摂取していれば、健康で溌剌としていられるに決まっていますし、エネルギーやスタミタ、活力の衰えを未然に防いでくれるのです。
こうした大切な知識が現代人の多くに不足しているせいで(この内容をせっかく読んでも信じようせず反発する者も居るし、自分で実践しようともしない者も多い)喉が渇いたときや調理をする際に、水がいつでも手にはいるのが当たり前だと思っている人がいます。水はドコにでも有る物なので、手に入る内は、誰も気に留めようともしない。たまたま、あるいは、自然災害などにより、水の供給が不足するか、枯渇してしまったとしましょう。その時、自然の野菜や果物を生のまま丸ごと食べることで、どれだけの有益な水分が得られるかに気付く人はほとんどいないに違い有りません。
 水は熱とエネルギーを供給してくれる。
熱や絵エネルギーが不足しているとき、体の組織は蒸留水を必要とします。私達が摂取する食物は、ただ体の細胞に栄養を与えてくれるだけではありません。適切な栄養を取れる食物であれば、熱やエネルギーを供給してくれます。摂取する食物の発熱量の二十五%は、皮膚の毛穴を通じて、また、呼吸と一緒に灰を通じて、汗と共に発散されることをお忘れ無く、この発汗作用だけでも、毎日、体内から0.五リットルから一リットル物水分が体から失われます。
 水分はどの様に体から失われていく?
汗として出て行く以外に、腎臓や腸からは24時間で平均して約二リットルから三リットル物水分が排出されています。飲料を過剰に摂取すると、それに応じて排出量も増えます。前のページでも詳しく述べたように、ビールを沢山飲んだ場合は特にそうなります。

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