チー坊

1回目2回目と、見事に玉砕したパプキンの産卵セット。
敗因はというと、孵化する前に卵で採り出しちゃったことかなあ。
というか、その後の保管がマズかったってことで間違いないはずです。

なので、以降は親虫が産卵を終えたらまるっと30日寝かせてから掘り出すことに。
これで確実に次はプリッとしてウネッとしたかわいいパプキンベビーに会えるんだ！

…と、言いたいとこなんですが。

3回目の産卵セットに限っては何が気に入らないのか、
セットを組んでからしばらくの間、ミドリはマットに潜ろうとせず、
やっと潜ってくれたと思ったら、3日もせずにごそごそ這い出てくる始末。
なので9割方ボウズでしょ、と。完全に諦めムードの中で作業開始。

要するにわくわく感は徳川埋蔵金の特番観てる程度のレベル。
わくわくさんの頬に、年相応に刻まれた皺を見つけてしまった程度のレベル。


…。



…結果。



幼虫3匹出てきました。わあい！


（画像はクリックで拡大します）

その中でいちばん大きいのがこの子。
1ヶ月寝かせといたにしては意外なくらいにみんな小さいです。
温度だってそんなに低くはなかったと思うんだけどなあ。

チビなのは数分前に孵ったの？って状態で、眉間に皺寄せてよーく見ないと
どっちが頭でどっちがお尻かもわかんないくらいの小ささと白さ。

丸まった状態で目測2～3mmってくらい？
最初、ゴミかと思って捨てちゃいそうになりましたさ。ホントに。

だけど、そんなにちっちゃくたってお尻に向けて細長くなる
パプキンの特徴はしっかり出てたりして、とりあえずうちのコクワガタが
何か間違って紛れ込んじゃったとかそういうことはなさそうです。

たった3匹とは言え、期せずして現れた子たちとその小ささのお陰で
1匹1匹の姿を何枚も写真に収めるような余裕はなく、
慌ててプリンカップにマットを詰めると（もちろん用意なんかしてないし）
真ん中に穴掘って軽く埋めて終了。

チビ以外の2匹はこれで多分大丈夫。

チビもがんばれ。