ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

キナ臭くならぬよう

2009-02-13 05:50:29 | 不動産鑑定
本日の天気はのち

出張2日目。ちかれた~。

さてさて。

最近よく耳にするようになった「G2」という言葉(といっても舞台演出家のことではない)。

要はアメリカが中国との協調体制で世界運営をしていくことであり、これは結果的に中国の背後にいるロシアなどBRICs諸国の全体と一緒にアメリカが世界運営をしていくってな意味となります。

日本の中だけで考えるとよくわかりませんけど、CNNなんかで「スカイロケット」と表現されたくらい、世界の主要国からのドルシフトの流れはものすごい勢いで進んでいるようです。

ロシア政府は非常事態とばかりに自国通貨、すなわちルーブル買いオペをおこなってますが、石油暴落の最中、もはやドル買いの流れを止める事が困難な状況に陥りました。

ってことはユーロ圏も少なからずも”被害”を受けることになるのは必至です。

当の中国にしても、金持ちの海外逃避、とりわけ昔っから資産を海外へ移転させる”ワザ”は、もはや伝統芸と言っても過言ではないほどで、国内のみならず海外から入ってきた「熱銭」が例外なく引き揚げ始め、その額は200億ドル~1,400億ドルと言われております。

逆ドルキャリーっていうんですかねぇ?

それでもアメリカはG2をやろうとしているという話が出てくるってことは、これ相当の覚悟をしているってことですよね?

だって、中国だってロシアのように外貨なくなってパーになるリスク抱えてるワケですし、それ分かっててやろうとしてんですから、こりゃもう特に日本にとってはエライことになると思います。

韓国どころか、さんざん中国ともめてた台湾だってG2傘下に完全に取り込まれることになりますし、東南アジア新興国にしても同じ状況になるでしょう。

つまり日本のアタマ越しにコトが進むってことで、おそらくユーロと緊密にならざるを得ない事態に発展していくのではないのか、そんなふうに考えております。

バイ・アメリカンが示す方向が、なんだかキナ臭いことにならないことを祈るばかりです。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※


只今FC2ブログランキングに参加中

1押し「ポチ」っとおねがいいたします

↓↓↓↓↓↓

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« どんどん出す | トップ | 本気でやる »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

不動産鑑定」カテゴリの最新記事