goo blog サービス終了のお知らせ 

ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

見えない敵にどう立ち向かうか

2025-04-10 05:55:51 | 不動産鑑定
本日の天気は

そんなに大きな規模ではないけど、夢は大きく広がっているような気がいたします。



普段われわれは地上で生活や仕事、学業やスポーツ・娯楽等々をしながら暮らしているワケですけど、それらが日々成り立つために、地下に上下水道管等を張り巡らしております。

したがって、それらの管のうち、一つでも使い物にならんようになると、たちまち生活等に支障が出ると。

ここで、下水道と一言で申し上げても、構築、及び管理上、実は大きく二つに分けられるんですね。

ひとつは「公共下水道」、もうひとつは「流域下水道」です。

例の八潮市のアレは後者の「流域下水道」で、要は複数の市町村の下水を一手にまとめて処理しようというモノです。

なので、各市町村が自前の財政のみで処理施設を用意する必要がなく、拠点として設けた処理施設に集約し得る分、コスト負担が大幅に減るというメリットを享受する一方、当然のことながらあっちこっちの不具合の影響を受けざるを得ないため、メンテナンスが非常に難しいというデメリットをも擁しています。

このデメリットを少しでも和らげるためにやらなければならないこととして、まずは当たり前ですけれども、保守点検の強化ですね。

いまだと既存のセンサーに加え、AI技術なんぞも導入可能でしょうから、人的負担を軽減しつつの定期的な監視ができる…ハズ。

あとは「事故が起こったこと前提」の考え方になりますけど、予めバイパスルート...たとえば新設・既設問わず別ルートの確保、調整池をはじめとする排水等貯留施設の整備が挙げられます。

とにもかくにも、見えない敵にどう立ち向かうかという課題にぶち当たった時こそ、先々を出来得る限り真っ当に想像するチカラを発揮すべきで、そのためにも、日常より様々な経験・鍛錬を積むことが何よりも重要と存じます。


↓Instagramでも御休憩をっ!

Instagram
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東京の庭 | トップ | 不易流行 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

不動産鑑定」カテゴリの最新記事