ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

だから結局、なんなのよ?

2022-10-23 05:59:37 | 不動産鑑定
本日の天気は

なぜにこれを盗もうとしたのか…



飾ってたらシンプルにバレるだろうし、売り飛ばしてカネに変えちゃうつもりだったのかしら?

不動産もそうですけど、他の財と同じように、その稀少性や利便性等々を要因として経済価値が認められ、市場で相応の価格が顕在化します。

でも、時たま、それが高すぎたり、安すぎたり、はたまた本当にその価格か否かよくわからなかったりするときがある。

そんなとき、われわれみたいな不動産鑑定士が公正妥当な第三者の立場から適正な価格について求めるよう依頼されたりして、多少のお役に立ってるワケです。

ただ、それよりもなによりも、このスカルさんにも言えることですけど、やっぱしこう、適材適所に配置されてないとその有する効用を有効に発揮できないし、高価値も出にくくなってしまいます。

なので、まずそのもの自体の最有効使用がなんなのか?って部分をわれわれは追求することになると。

それさえ決まれば、あとはその財の擁する特徴に応じた価格を求める複数の手法を駆使してアプローチし、でてきたそれぞれの試算プライスの説得力を判断のうえ最終結論を導き出すのみになります。

ということで、一番大事なのは

「だから結局、なんなのよ?」

ってことに尽きるし、その判断に至るまでの経験や知識、モノの見方が大事になってまいります。

本日日曜日も、不断の努力を怠らず、自身を律したいと存じます。





※公益社団法人東京都不動産鑑定士協会
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