嬉野市立大野原小中学校

かがやく大野原っ子の育成
~元気「活力」・勉強「知力」・なかよし「心力」~

学校での生活の様子をお知らせします。

ノーテレビ、ノーゲームデー

2013年01月30日 | 連絡

 毎月1日の「ノーテレビー、ノーゲームデー」は実施されているでしょうか?
2月も1日(金)をノーテレビ、ノーゲームデーにします。各ご家庭でも実施のご協力をお願いします。
単に、見ないということでなく、先般の学校評価アンケート結果からも低かった「子どもと一緒に読書」をしたり、「家族と会話」をしたりするなど普段あまり実践できていない日にしていただきたいと思います。残念なことに先月は、中学生が音楽鑑賞にあてたという生徒が多くいました。
 学校でも本を借りるように呼びかけておりますが、ご家庭でも「ノーテレビ・ノーゲームデー」の実施について、一声かけてください。

 読書通信「やまびこ」は見ていただいているでしょうか?保護者からの返信も徐々に増え、うれしく思います。
これまでの返信をいくつか紹介させていただきます。

○妹たちの為にと本を借りてきてくれました。妹たちは真剣に「お姉ちゃん先生」の話をきいていました。読むお姉ちゃんも聞いている妹たちもお互いにうれしそうでした。とても微笑ましい光景でした。親の私は中々ゆっくりと時間を作れずに、家族で読書はできませんでしたが、この絵本を読み聞かせることはできました。(小学校保護者)

○一緒に読むことは出来ませんでしたが、置いてあった詩集を、久しぶりに読むことが出来ました(中学校保護者)

○子どもは良く読書をしていますが私は最近読んでいないので、そんな私の為に絵本を借りてきてくれました。すぐ読めるようにと絵本にしてくれたようです。(中学校保護者)

○抵抗もなく、静かな時間を過ごせました。とてもよかったと思いました。(小学校保護者)

○長男が伊坂幸太郎さんの本が好きで、家にもたくさんあります。読んでみるとなかなかおもしろく、子どもの迎えの待ち時間に読んでいます。ゆっくり時間がないのでなかなかページが進みませんが、読み切りたいと思っています。(中学校保護者)

○普段は、一番下の子に本を読んであげる時間がないので、こういう時間が持ててとてもよかったと思います。(小学校保護者)

○子供が「ノーテレビ」といってテレビを消してごはんを食べました。家族で会話もはずんだと思います。(中学校保護者)


ありがとうございます。中には、心温まるコメントをいただき、感動しました。今月も「家読」や「ノーテレビ・ノーテレビ」の取り組み等に関する感想や様子をまたお知らせください。




読み語り集会

2013年01月29日 | 日記
 1月29日(火)、今朝はずいぶん冷え込んでいました。7時頃温度計を見ると-6℃でした。辺りの木々は、まるでうっすら雪が降ったかのように、霜が降りていました。

  

 今日の朝の活動は、4グループの小中合同縦割り班に分かれた読み語り集会でした。今日の当番の児童生徒は、事前に読む本を決め、きちんと練習をして臨みます。
 読み終えた後は、感想交流です。本の内容について、聞いて思ったことや感じたこと、自分の生活体験に重ねて家族のことや身の回りのことなど感じたことなどを全員が発表します。
 小1~中3までの縦割り班ですので、感想交流では、中学生ががんばってリードしてくれています。

 小さいことですが、2枚目(右側)の画像をよくご覧ください。発言者に対して、きちんと顔を見て聞いている様子がおわかりでしょうか?普段の指導が、いつでもどこでも実践できている児童生徒たちを見るとうれしく感じるところです。

平成24年度 佐賀県情報モラルシンポジウム報告

2013年01月28日 | 日記
 1月25日(土) 上峰町民センターにて、「ネット時代に生きる子どもの親として、『知らな かった・・・』ではすまされないこと」をテーマに各単Pにも呼びかけられ開催されました。
 簡単に内容を紹介します。
 演劇、対談、シンポジウムという進行で、
 NPO法人ITサポートさが等による
 (1)学校裏サイト・・・書き込みによって友達が不登校になった事例
 (2)チェーンメール・・・親切心が迷惑メールだった事例
 (3)ファンサイト・・・タレントのサイトに無料とあったからクリックしたら高額の請求がきた事例
 (4)著作権・・・夏休みの読書感想文で参考にしようと検索したがそのまま自分が書いたように提出したら入選し、取材まできた事例
 の寸劇があり、
 どれも一瞬の過ちが人生を狂わすことを考えさせられる(被害者にも加害者にも)演劇でした。


 対談として、「ソーシャルメディアの光と影」というテーマで、(株)ローカルメディアラボの方と佐賀県警察本部サイバー犯罪対策室の方との対談でした。  ソーシャルメディアとは、誰もが情報発信できる双方向型コミュニケーションで、ユーザー同士がつながりやすい仕掛けであり、「個人」が基本になるもので、自己責任が大原則のものです。その中で、GREE、モバゲー、アメーバーピグなどのソーシャルゲームの中には、ユーザーが本人のキャラクターを作り、他のユーザーは見た目のキャラクターとコミュニケーションします。しかし、見た目でイメージが出来上がってしまうのが危ういところです。本当は相手が誰なのかわからない(女子高生の格好をした本当は中年の男性など)ので、悪用され、事件に巻き込まれるケースが多々あるということでした。また、ゲームの中には、アイテムがないとクリアできないもの、アイテムを取るために課金されるもの、ストーリーがエンドレスのもの、ゲームの中に非公式の掲示板があるものなど様々です。
 情報発信・つぶやきといわれるソーシャルネットワーク(SNS)は、Twitter、facebook、mixiなど共通の趣味や話題で人々が集うことができるウェブサービスで、いつも会えない人と交流したり、趣味の話題、悩みをシェア、アドバイスしたり、人の絆、コミュニケーションで社会をよくしていこうとする便利なものです。しかし、中傷やネットいじめが起こり、遺書を書いて自殺する事件が起こっているとのことでした。安易な情報発信やつぶやきが自分や他人を傷つけるケースがあるので情報発信においては十分注意しなければならないものです。実名や顔写真を登録するので安心感があり、友達だけに公開するからプライベートを公開している人もいます。しかし、友達の友達は大丈夫なのでしょうか!?ネットでの出会いの危険性やLINE、comm、カカオトークなど無料通話アプリが急速に広がり、特にLINEはTwitter、facebookを凌ぐスピードでユーザーが急増している。コミュニケーションを超えた可能性を持ち、緊急性(安心安全情報)を通知(例えば北朝鮮のミサイル発射時の官邸からの通知)など広がりを見せている。しかし、「つながり依存」の危険性(いつまでたっても終わらない)にも注意が必要ということでした。
 情報発信(メール・書き込み)で注意することとして、
(1)自分勝手な思いや感情で発信・転送しない(ネット上は公共の場所:テレビと同じ)
(2)発信した情報に責任をもつ(自己責任、保護者の責任、発信ボタンを押す前にもう一度考える)
 ネットの特性として、
(1)ネットは匿名ではないし、公共の場では自己責任が原則である。
(2)便利なものほど危険はいっぱいで、子どもも大人も被害者だけでなく加害者になるという認識を持つこと。
(3)道具としての特性(ネットの特性)を踏まえた情報モラルが必要である。
(4)道具を正しく使うためには「人間づくり」が基本になる。
ということでした。

 最後に、「新しいメディアの問題と情報モラル教育のあり方」というテーマでPTA連合会、中学校生徒指導連盟会長(校長)、県警察本部サイバー犯罪対策室の三者(保護者、学校、警察)によるシンポジウムのまとめが次の表です。

情報モラル教育のあり方
保護者
学校
警察
情報モラル教育推進の方向性
繰り返し勉強するのみ
学校と家庭の同調
発達段階に応じた情報教育
メディアリテラシーと情報モラル
子どもは加害者にもなるという認識
有効な取り組み
いいことも悪いことも使って覚える 保護者の情報モラルハンドブック作成
(近日発行)
インターネット安全教室
~ネットの安全な使い方~
保護者へのメッセージ
最大の敵は「無知」
危険を遠ざけるより、危険に対応する力
最新の情報収集
インターネットの特性理解
規範・人権・道徳・生活習慣の育成
先生と保護者の連携協力
フィルタリングは保護者の義務
インターネットは両刃の剣

 今日、携帯電話、パソコン、ゲーム機、テレビ、スマホなどネットワークに繋がる機器はどの家庭にもあるといって過言でないと思います。子どもたちがこれらを利用するのは避けられない時代になってきました。使うようになってからでは遅い、本当に知らなかったでは済まされないなということを改めて感じさせられました。
 学校でも「情報モラル」についての研修会をぜひ持ちたいと思います。
(平成24年度佐賀県情報モラルシンポジウムより)

生徒総会

2013年01月24日 | 日記

 平成24年1月から生徒会長を務めた朝日さん。大変お疲れ様でした。「一人一人が意見を出せる活発な学校」を公約に様々な活動に取り組んでくれました。
 平成25年1月からは、次期生徒会長の池田さんが引き継ぎます。公約は、「県一 みんなが何事にも積極的に取り組む学校にしよう」です。読書・発表競争、ボランティア活動など活動計画が提案されました。ぜひ、実践して楽しくやり甲斐のある生徒会にしてもらいたいと思います。
 また、生活・厚生委員会、文化委員会の委員長からも年間活動計画が提案されました。昨年以上に、積極的な生徒会づくりに励んでもらいたいと思います。

スピーチ集会

2013年01月22日 | 日記

 本校では、「スピーチ集会」を年7回実施しています。「スピーチ集会」とは、小6~中3の縦割りの2グループ、小1~小5の縦割りの4グループで構成しており、1回につき2~3人の児童生徒がスピーチを行います。部活動のこと、学校行事のことなどテーマは自由です。スピーチ後は、質疑応答や意見交流で自分の思いや考えをグループ全員で発表します。
 自己主張ができる児童生徒の育成をめざして取り組んでいます。縦割りのグループなので、上級生のよいスピーチを手本にもできるところも利点です。