忘れもしない、3度目の『タクシードライバー』(1976年/米)をテアトル新宿へ見に行った時は、『ミッドナイト・エクスプレス』との2本立てでした。
■『ミッドナイト・エクスプレス』 (1978年/米) アラン・パーカー監督
この作品は、トルコ大使館からの抗議を受けたとの事で、公開早々に打ち切られた曰く付きの作品です。監督は、アラン・パーカー。当時、まだ日本では無名の映画人でした。この1本前の処女作に当たる作品は、『ダウンタウン物語』というジョディ・フォスターも出演していたミュージカル映画で、出演者が全て子供たちという異色作でした。
■『ダウンタウン物語』 (1976年/英) アラン・パーカー監督
これら2本の公開作が、ことごとく不入りという惨憺たる結果のアラン・パーカーでしたが、実はそれ以前に1本、大ヒット作を飛ばしています。本国の英国や米国では、不入りだったという『小さな恋のメロディ』が、それです。彼は、この作品の原作と脚本を担当していました。
■『小さな恋のメロディ』 (1971年/英) ワリス・フセイン監督
英米で話題になった監督作品が、日本では不入り…。逆に、英米で不入りだった脚本作品が、日本では大ヒット…。転んでも徒では起きない浪花の商人のようです。主題歌は、ビージーズが歌う♪Melody Fair。『サタデー・ナイト・フィーバー』の♪Stayin' Aliveも大ヒットしましたが、♪Melody Fairの方は未だに健在といった感があります。
■『サタデー・ナイト・フィーバー』 (1977年/米) ジョン・バダム監督
『小さな恋のメロディ』は、日本の映画ファンに愛された1970年代を代表する作品と言えるでしょう。メロディ役のトレイシー・ハイドは、当時の少年たちにとってはファム・ファタールのような存在で、洋画月刊誌『ロードショー』(集英社/2008年廃刊)の人気女優ランキングでは、何年にも亘って上位にランクインされていた位です。子供らしいあどけなさの中に、大人の気配を垣間見せる少女の姿は、それ自体が留まり続けるフィルムの魔術と同様、素敵な映画の奇跡でした…。
■『ミッドナイト・エクスプレス』 (1978年/米) アラン・パーカー監督
この作品は、トルコ大使館からの抗議を受けたとの事で、公開早々に打ち切られた曰く付きの作品です。監督は、アラン・パーカー。当時、まだ日本では無名の映画人でした。この1本前の処女作に当たる作品は、『ダウンタウン物語』というジョディ・フォスターも出演していたミュージカル映画で、出演者が全て子供たちという異色作でした。
■『ダウンタウン物語』 (1976年/英) アラン・パーカー監督
これら2本の公開作が、ことごとく不入りという惨憺たる結果のアラン・パーカーでしたが、実はそれ以前に1本、大ヒット作を飛ばしています。本国の英国や米国では、不入りだったという『小さな恋のメロディ』が、それです。彼は、この作品の原作と脚本を担当していました。
■『小さな恋のメロディ』 (1971年/英) ワリス・フセイン監督
英米で話題になった監督作品が、日本では不入り…。逆に、英米で不入りだった脚本作品が、日本では大ヒット…。転んでも徒では起きない浪花の商人のようです。主題歌は、ビージーズが歌う♪Melody Fair。『サタデー・ナイト・フィーバー』の♪Stayin' Aliveも大ヒットしましたが、♪Melody Fairの方は未だに健在といった感があります。
■『サタデー・ナイト・フィーバー』 (1977年/米) ジョン・バダム監督
『小さな恋のメロディ』は、日本の映画ファンに愛された1970年代を代表する作品と言えるでしょう。メロディ役のトレイシー・ハイドは、当時の少年たちにとってはファム・ファタールのような存在で、洋画月刊誌『ロードショー』(集英社/2008年廃刊)の人気女優ランキングでは、何年にも亘って上位にランクインされていた位です。子供らしいあどけなさの中に、大人の気配を垣間見せる少女の姿は、それ自体が留まり続けるフィルムの魔術と同様、素敵な映画の奇跡でした…。
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