ここ数ヶ月で、禁断症状が出そうになるくらい好きになってしまったスイーツがシンガポールで出会った『ニョニャ菓子』。
上海では、私の知っている限りではマレーシア料理のお店で食べることができます。
初めて食べた時にどこか懐かしいと感じる、でも日本ではなかなか見つけることができないお菓子です。
(どなたかお店をご存知の方がいらしたら教えて下さい!)
日本のお菓子で食感が近いものを挙げるなら、すあまのような求肥を使った和菓子、ういろう、餡なし草餅などかな・・・
目で楽しむという点も和菓子に通ずるものがあるかもしれません。
味はココナッツやナッツ類、タピオカみたいな感じが多いです。モチモチしたところもたまらなく好き!
そして合成着色料使用かと思うようなカラフルな色は、カヤジャムと同じパンダンリーフなどのハーブやとうもろこし・カボチャなどの野菜、ベニノキの実やマメ科の植物の花など天然のもので着色しているところもgoodです
日本人の口にきっと合うと思うので、日本に専門店ができたら結構流行るかも?!
↑ちなみにシンガポールでは、カトンという、以前のブログで少し紹介した元祖ラクサの街で沢山売られていました。
ホテルのビュッフェやアフタヌーンティーにもありました。それだけでもう、シンガポールに住みたくなったほどです。
↑カトンはニョニャ菓子の伝統を作ったプラナカンの街でもあります(住宅の色もニョニャ菓子同様(?)の鮮やかさ!)。
プラナカンとは、かつてマレー半島などに移り住んできた中華系の男性とマレー系など現地の他民族の女性との結婚により生まれ、繁栄を極めたその子孫のことを指します(女性はニョニャ、男性はババと言います)。また、その華やかな文化のこともプラナカンといいます。
↑プラナカンのテーブルウェアも色鮮やかで素敵でした
プラナカンの食器もニョニャ菓子も、女性好みのパステル色が豊かなので、眺めているだけで幸せな気分になれそう
ちなみにニョニャ菓子は、シンガポールでも上海でも日本円にすると一個あたり80円程。リーズナブルなところも嬉しいです
上海にいるうちにできるだけ食べておかなければ