『こんにちは。あんら?どうしました?』
『お…お腹が痛くて…』
『これで熱を測って、少々お待ちくださいな』
『おっき…ぃ体温計ですね』
『おーーーきいことは大好きなの~♪
ドーナツも大きいのに限るわぁ』
『な…なんかちょっと変った看護師さん……??』
『はい、次の方、入ってやーー』
『なに?お腹が痛い?
ほんならそこの寝台に横になってんか』
『ええっと…どのへんが痛いんや?』
『お…お腹の真ん中へんです』
『う…うぅぅぅーーーーん。これは…?!』
『次の一手はどうしよかな~?』
『せ…先生…なんでそこでチェスなんかしてるんですか』
『ジョークを交えた、楽しい診察を心掛けてるんや』
『楽しい……?いや、診察は普通楽しさを追及するもんじゃ…』
『じゃ深刻になろか?』
『えっ?!深刻って…まさか、ぼ…ぼくの病気は…』
『君は、龍/角/散か、キ/ン/カ/ンか、救/心か、
浅/田/飴のどれが好きなんや?』
『は…はぁ?!』
『でも、お腹にはやっぱり正/露/丸かな?』
『先生…家庭でおかあさんが薬を選んでるんじゃないんですよ?
もうジョークはいいから、ちゃんと診察してくださいよ』
『ただの浪費病や。アイスを買い食いしすぎて腹痛をおこしたんやな』
『お腹が痛いのが浪費病???何言ってるんですか?先生???』
『おっ!もうこんな時間や』
『エステ行かなあかんから、適当に診察は終わらしとこか』
『先生ーーー?!』
『Xiaoくん、君の好きな注射を選んで
適当に打っといてなーー』
『えっーーー?』
『はーーーいジェロム先生。
今回はピンクのにしとくわ』
『なにも注射器まで、でかくしなくったってーーーー
ひーーーーーーーっ!!!』
『はい。お薬を出しときますね~』
『薬まででかいよ……て。
なに?これって薬なの?
まさか浪費病に効く薬?』
『ああーー!!!この病院名って……』
『やっぱり藪だったのかぁーーーーーっ!』
みなさん、暑いので熱中症とアイスの食べすぎには気をつけて。
でも、もし病院へ行くことになったとしても……
『どうでも病院』だけはやめておいたほうがいいですよーーーー(笑)
◆前記事のくいだおれプリンは、
見た目に反して、とてもうまかったです