様々な「残念」な思いを抱えて、再び休校となります。もちろん安全第一、健康あっての生活は理解しています。
こんな時に部活動なんてと叱責を受けることは百も承知です。
本日家庭学習日でした。
2、3年生はどの部活も、新入生が必ず来るとは限らない状況下、自分たちの活動を知ってもらうべく、発表や紹介、勧誘に奔走していました。非常事態なので、様々気をつかうことはあります。それでもこの姿は本来の沼津東の姿なのだと感じました。
新年度が始まり、本来ならこの時は、新入生にとっては沼津東の3年間を決める大切な「瞬間」です。この瞬間にしっかりと自分を燃やす上級生が昨日いました。
全国にはたくさんの大学受験を目指す高校があり、その中でも有数と呼ばれる学校は、部活動もとてつもなく盛んです。
部活動は好きなことを取り組むということが前提だとは思いますが、好きだからこそ上達したいとか、結果を残したいという欲求が生まれます。その欲求は1人だけでは達成できるものばかりではないので、そこで「ぶつかり合う」「折り合いをつける」という「社会性」も身につけようとします。当然挫折もあれば、克服もあるでしょう。
そういう経験は、単に学力ということでなく、その学力をどう活かすかに通じると考えます。
チャンスをつかむ力です。
社会に出て、自分を輝かせる場をつくります。
一つのものに打ち込めず、ただやらない理由を考えたり、勉強できない言い訳を作るような人間は、大学に合格するだけ、何かになるだけの人間にしかならないのではと考えます。
休校でまだ何も始まっていないからこそ、誰よりも早く高校生活を充実させることを考えて欲しいと思います。
サッカー部では選手、マネージャーはもちろんのこと
サッカーは好きだけど、審判や分析とかでサッカーに関わりたい
という入部希望者がいても構わないと思います。
打ち込むことを見つけて、自分を輝かせてください。
再開することを切に願い、今は自粛しながら、その時がきたら、より濃密な高校生活になるよう準備しよう。
そしてこれからの若い人たちが思い切り活躍できる社会になるような日本に期待しています。