今日海外t渡航でVISA(ビザ=査証)を個人で取得する人は殆どいないだろう。
ビザ(VISA)とは、
入国許可証としての役割を果たすもので、査証ともいわれる。
国家が自国民以外に対して、パスポートが有効であり入国しても差し支えがないことを証明する書類。誰にでもビザが発行されるわけではなく、犯罪歴がある人など、身元審査で不適格とされた場合は入国が許可されない。
渡航先によっては、観光旅行などの短期滞在でもビザの発行が必要になる。ビザを発行していない場合は、飛行機で渡航先に向かったとしても、入国許可が得られないのでそのまま日本に引き返さなくてはならなくなる。
渡航先によっては、観光旅行などの短期滞在でもビザの発行が必要になる。ビザを発行していない場合は、飛行機で渡航先に向かったとしても、入国許可が得られないのでそのまま日本に引き返さなくてはならなくなる。
尚、短期の旅行であればビザなしで入国できる国は多数ある。日本外務省によると、2020年12月時点で日本人がビザなしで入国できるのは、68の国と地域が存在すると発表されている。これは世界ランキング1位を誇っており、日本のパスポートの信用度の高さがうかがえる。
日本は恵まれていて事前にVISAを取得することなく現地の空港で30日~90日程度のVISAを得られるのでVISAのことを殆ど気にすることなく渡航している。
しかし、海外渡航の際にビザの取得が必要な国もある。
▽南アメリカ地域: ブラジル
▽欧州地域: ロシア
▽カリブ地域 キューバ
▽中東地域: イラク、シリア、サウジアラビア、イエメン
▽アジア地域: 北朝鮮、パキスタン、アフガニスタンなど
▽オセアニア地域: ナウル
▽アフリカ地域: ガーナ、ギニア、カメルーンなど
▽南アメリカ地域: ブラジル
▽欧州地域: ロシア
▽カリブ地域 キューバ
▽中東地域: イラク、シリア、サウジアラビア、イエメン
▽アジア地域: 北朝鮮、パキスタン、アフガニスタンなど
▽オセアニア地域: ナウル
▽アフリカ地域: ガーナ、ギニア、カメルーンなど
また、事前VISAが必要な場合の国でも料金を払ってエージェントに任せる人が殆どだと思うのでVISAを自分で取得した経験を持つ人は極めて少ない。
VISA取得を自分でやってみると意外と面倒である。それも今から40年以上前のアフリカにおいてである。。。。。
それは1979年の6月~7月のことであった。私はアフリカのザンビアでの任務を終え日本への帰路、主に西アフリカを廻ることにした。
それらの国の多くは旧フランスの植民地国であった。当時は当該の国入国に関しVISA取得としていた。勿論、ザンビアにそれらの国の大使館又は領事館は設置していなかった。元イギリス領だった国もフランスと殆ど同様だった。
VISA取得作戦を実施するにあたり、個人で取るかエージェントに任せて取るかの2択だったがエージェント任せにすると時間コントロールが出来ないので初めてだったが自分でVISAを取ることにした。
作戦を開始後、直ぐにザンビア国内にはそれぞれの大使館が無いので困ってしまったがフランスとイギリス大使館で元植民地の国々のVISA取得の代行をしてくれるのが分かった。
しかし、現地の大使館が勝手に当該の国のVISAを発給するのではなく、当該国に問い合わせ・手続きをし、返事があり次第VISA発給の代行をしてくれるのである。そのため何回も英仏大使館に出向いた。フランス系はフランス語、英国系は英語の様式であり手こずることもあった。申請料がどのくらいだったか今では記憶がないがそう高くなかったのではないかと思う。
VISA発給まで間、英仏大使館にパスポートを預け放しになるので身動きができなくなる。複数国のVISAを申請したので取得まで結構時間を要した。
ザンビア出国の約2カ月前から行動を開始していたが関係国のVISA取得が出国ぎりぎりになり気をもむ日々が続いた。
VISA取得は自分でやったのは初めてだったよい経験だった。しかし、現地のエージェントに依頼した方が良かったか分からない。
入国に関して少しくらいトラブルがあっても対応出来る自信が着いたのが良かったかもしれない。今日なら専門業者に任せるのが普通であろう。。。。若き日の思い出である。