映画覚書2018 #2

「オリエント急行殺人事件」
2017年　アメリカ
監督　ケネス・ブラナー
出演　ケネス・ブラナー　ミシェル・ファイファー
めらめら度★★★☆☆　映画館（字幕）　T2H0

「キングスマン：ゴールデン・サークル」に続き、連チャンでシネコン鑑賞した。病み上がりだったこともあり、観るか否か散々に迷ったんだよねェ。「オリエント急行殺人事件」の再映画化なんて、正直、今更って感じである。アガサ・クリスティの原作を読んでいるし（20年以上も前だけど…）、TVでやっていた映画版やドラマ版も観ているし、ミステリの肝である真犯人や真相がバレバレなんだよなァ。

しかし、デイジー・リドリーが見たかった。「スター・ウォーズ」のヒロインであるレイちゃんが、地味な家庭教師をどんな風に演じるのか興味があったのだ。「スター・ウォーズ」の主役は、一発屋になりがちだから…。あと、ミシェル・ファイファーのムンムンな美熟女っぷりも見たかった。ケネス・ブラナーのャAロっぷりも少し見たかった。で、病み上がりを押して連チャンのシネコン鑑賞を選択したわけだ。

無難な再映画化だったけど、そこそこ面白かった。ケネス・ブラナーのャAロっぷりは、アグレッシブな雰囲気で意外と悪くない。事件の前後に新要素を追加していたが、オマケ程度で物足りなかった。ラストに続編を示唆するようなセリフがあり、どうやら次は「ナイルに死す」になるようだ。「ナイルに死す」は、原作未読だし、映画版の「ナイル殺人事件」も観ていないので、寧ろ、今作より楽しみかも。