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雨岩戸

2020-08-02 08:27:58 | 日々是戯言

つれ:「関八州もようやく天岩戸から陽が射して梅雨が明けたねぇ」 

 

ズレ:「お江戸は水害こそ免れたものの丸ひと月まともな日の目を見ることなく、よくもまぁ降り続いたもんよ」

 

つれ:「洗濯物に往生しつつも、その分肌寒いくらいで凌ぎ易かったけどさ」

 

ズレ:「例によってキッチリ帳尻は合うように、梅雨明け十日から秋風が立つまでは地獄の釜が開いたような灼熱が続くかもしれねぇぜ」

 

つれ:「あれほどの水害に見舞われながら、珍しく7月には台風の発生がなかったそうだよ」 

 

ズレ:「それもこれからペースを上げて、例年通り秋には20号前後の強力台風の直撃を喰らうんじゃねぇか」

 

つれ:「天岩戸や地獄の釜の後は、ベケツの底が抜けた嵐を覚悟しとくようかねぇ・・」

 

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登輝不言 下自成蹊

2020-08-01 16:48:39 | 日々是戯言

つれ:「季節変わりらしく訃報続きで、李登輝先生の大往生には古手の日本人ほど惜別の情を禁じ得ないんじゃないかぃ」 

 

ズレ:「戦前の日本統治にはいいところもあったってことを、問わず語りに体現していただいた大先達だからなぁ」

 

つれ:「教条的な反日理論より、実際に体験した上での親日の方が圧倒的に説得力がある筈だよねぇ」

 

ズレ:「そうした海外のシンパを育てられないってなぁ、戦後日本外交最大の失策なんじゃねぇか」

 

つれ:「いわゆるカネを残すは下ってやつで、少なからぬ経済支援をしてきても人を残してないのはドブ金も同然だったてことかねぇ」 

 

ズレ:「西欧列強何するものぞと坂の上の雲を目指した明治の気概に対して、経済大国となっても所詮は米国の腰巾着・中国の御用聞と見透かされりゃ幾らODAやらの鼻薬を嗅がせても格別の親日感情は湧かないだろうよ」

 

つれ:「トルコ親日の由縁となったエルトゥールル号遭難事件も遥か明治の昔だもんねぇ・・」

 

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