つれズレ愚抄

つれ：「国のお役人は夏場に勤務時間を前倒しする”ゆう活”ってのを始めたんだってさ」

ズレ：「よもや安倍さん肝煎りで生活習慣を合わせて米軍下請けに入る準備ってこたぁあるまいけれど、サマータイムは日本には馴染まないと分かってるのに懲りない話だわな」

つれ：「霞が関の内勤はほぼ完全実施でも地方部局の窓口部署は実施を見合わせたってのも、それだけ世間に迷惑を掛けると分かってるからだろうしねぇ」

ズレ：「健康保持には一定の生活リズムを守った方がいいと言われてるのに、特にお子さんの小さい共働き家庭なら出勤前の朝のスケジュールは秒刻みで固まってるんだからそれを１～２時間も早くするてなぁとんでもないストレスなんじゃねぇか」

つれ：「その分夕方に余裕が出来るったって、それに馴染む間もなく秋には元に戻るんじゃ腰の入った時間の使い方も出来ないよねぇ」

ズレ：「秋に向かって日が短くなる頃には、サマータイムの疲れとその揺り戻しで夕方になると鬱状態に陥る衆が増えそうだぜ」

　
つれ：「その頃になると集団安保の目途もついて、旗を振った安倍さん一人は爽快かもしれないけどねぇ・・」

ズレ：「人物にまつわるエピソードも網羅されてるとはいえそっちは軽いおさらい程度で、ミック・ジャガー先生がプロデュースするからにはメインはあくまでもＪＢサウンドそのものでしょ～とばかりに往時のソウルミュージックのノリが全開になってらなぁ。
　音楽的な好みは別として多少なりとも同じ時代の空気が重なってる身としてはＪＢ御大がいかにも粋筋の玄人に映ったのは間違いなく、当然ながらセリフもことごとくＪＢ節だからこちとらも若かりし日にＪＢ風ビックマウスの台詞回しを気取ってた活きのいい朋輩なんぞを思い起こして妙にウキウキしちまったぃ。
　甲羅を重ねるほどに音楽の感受性も鈍くなるのかどうか丁度ＪＢ後のディスコミュージック全盛期からこっちはそれほどときめく音源が見当たらないけど、　ヒップホップだのラップだのが祝詞や念仏の類に聞こえるのは鈍感力ならではの楽しみ方ってもんかもしれねぇやな」