つれ:「全編ピーター・オトゥール先生へのオマージュが溢れるところに、老境を迎えたヤンチャな俳優てえぇ役どころの設定がまた絶妙で、アラビアのロレンスの頃からのご活躍を観る側に彷彿とさせる圧倒的な存在感をさりげなく醸し出してるところがニクいよねぇ
足取りも覚束ないショッパイ身なりの老醜ぶりには大いに親近感を覚えるものの、電話一本でリムジン差し迎えの仕事が入ったり新聞に死亡記事が載るセレブぶりは何ともうらやましい限りで、叶うことならば老いらくの恋に胸をときめかせるこんな晩年を送ってみたいもんだと溜め息をつく御仁も多いかもねぇ。
話の展開的にはオマージュ優先で注文にハマリ過ぎって見方もありそうだけど、先生の作品群の中でいえば”チップス先生さようなら”あたりと或いは一脈通じるようなじっくり染み渡るラブロマンスで、エロスのエッセンスを効かせたオシャレな大人のメルヘンてな具合なんじゃないかぃ」
足取りも覚束ないショッパイ身なりの老醜ぶりには大いに親近感を覚えるものの、電話一本でリムジン差し迎えの仕事が入ったり新聞に死亡記事が載るセレブぶりは何ともうらやましい限りで、叶うことならば老いらくの恋に胸をときめかせるこんな晩年を送ってみたいもんだと溜め息をつく御仁も多いかもねぇ。
話の展開的にはオマージュ優先で注文にハマリ過ぎって見方もありそうだけど、先生の作品群の中でいえば”チップス先生さようなら”あたりと或いは一脈通じるようなじっくり染み渡るラブロマンスで、エロスのエッセンスを効かせたオシャレな大人のメルヘンてな具合なんじゃないかぃ」