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ボックス

2010-06-20 03:12:52 | 活弁見聞録
つれ:「ことごとく裏のない好人物ばかりが登場して才能溢れるヤンチャな主人公の挫折と復活を彩り、好対照な相手役・涙を誘うヒロイン・暖かく見守る周囲の大人が三位一体となった盤石の布陣で全く予想を裏切ることのない鉄板のストーリー展開だから、青春スポ根ものの王道ど真ん中を存分に堪能させていただいたよ。
 その過酷さが素人にも伝わり易いせいか格闘技の中じゃおそらく一番ドラマに取り上げられることが多いボクシングを背景としてるだけに、個人競技系物語では定番的な才能と努力のトレードオフってテーマもストレートに伝わってくるよねぇ。
 劇中の“苦労して得たものはけして手放さない”てぇフレーズは時期が時期だけに何やら政治状況の暗喩のようでもあり、棚ぼた式に手に入れた政権をあっさり手離しそうな民主党さんの先行きが思い浮かんだなんて言うとそもそもそれほど才覚に恵まれてたかってツッコまれそうだけどさ」
 
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