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ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ

2010-11-13 12:45:01 | 活弁見聞録
ズレ:「ジョン・レノン先生の熱心なファンなら既に周知の事実なんだろうけど、いわゆる“二人の母”状態であれほどの才人が育まれたってところからはその後のLOVE & PEACE てな主張がけして上っ面じゃなく深い人間愛に根差してたってのが実感できらぁな。
 凡そ人類史が続く限りビートルズの名は20世紀文化を代表する存在として語り継がれるのは間違いなく、そういう風に功成り名遂げた段階からの人物像しか存じ上げないところにもってきて非業の最期には強い衝撃を受けたクチとしてはどうしたって神格化して仰ぎ見るようながら、その青春期は箸にも棒にも掛からないヤンチャ坊主だったと知ると大いに親近感も湧いてくるぜ。
 熱狂的なビートルズファンならずともちょうどこの映画の後のハンブルグ時代以降の顛末はほぼリアルタイムで概略は承知してるだけに、思い切り若々しいポール・マッカートニー先生が登場するシーンには末期のレノン-マッカートニーの確執や往時の楽曲なんぞも思い浮かび、ちょっとした予言者気分まで味わっちまったぃ」
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